【中学受験2021】千葉県立中入学者決定…千葉3.8倍・東葛3.7倍

 千葉県教育委員会は2021年2月1日、2021年度(令和3年度)県立中学校入学者決定検査の結果および今後の日程等について公表した。緊急事態宣言を考慮し、二次検査における面接を中止していた。

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2021年度千葉県県立中学校入学者決定検査の結果および今後の日程等について
  • 2021年度千葉県県立中学校入学者決定検査の結果および今後の日程等について
  • 県立千葉中学校
  • 県立東葛飾中学校
 千葉県教育委員会は2021年2月1日、2021年度(令和3年度)県立中学校入学者決定検査の結果および今後の日程等について公表した。緊急事態宣言を考慮し、二次検査における面接を中止していた。

 千葉県教育委員会は2月1日午前9時、県立千葉中学校および県立東葛飾中学校の入学許可候補者に内定した人の受検番号を、各中学校のWebサイトに掲載するとともに各中学校内の掲示板に掲示した。

 一次検査は12月5日、各校で適性検査が行われた。各校の募集定員80人に対し、一次検査の受検者数は千葉中学校が596人(男子321人、女子275人)、東葛飾中学校が819人(男子436人、女子383人)。一次検査を通過した二次検査受検候補者は、千葉中学校が320人(男女各160人)、東葛飾中学校が321人(男子160人、女子161人)。一次検査通過率は千葉中学校が53.7%、東葛飾中学校は39.2%。

 二次検査の受検者数は千葉中学校が304人(男子153人、女子151人)、東葛飾中学校が299人(男子151人、女子148人)。1月24日に二次検査を実施し、入学許可候補者内定数は、千葉中学校80人(男女同数を基本)、東葛飾中学校80人(男女同数を基本)。二次検査受検倍率は千葉中学校が3.8倍、東葛飾中学校が3.7倍となった。

 二次検査は、適性検査のほか面接(集団面接、東葛飾中学校はプレゼンテーション的内容を含む)を予定していた。しかし、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言を考慮し、面接を中止。適性検査は予定通り実施し、適性検査が終了した時点で解散となっていた。

 中学校入学許可候補者(内定者)は、入学確約書を2月2日までに各中学校長に提出。入学確約書提出者の人数が募集定員に達しない場合は、2月4日までに、順次繰上げ入学許可候補者を決定する。2月5日以降、入学許可候補者の県外への転居等により急な欠員が生じた場合には、各中学校の校長は、定員確保のため、繰上げ入学許可候補者の決定を行うことがある。
《田中志実》

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