日本RV協会は、新しい時代のキャンピングカー活用についてアンケート調査を実施。日常生活や病気療養時の宿泊スペースとしての利用ニーズが高まっていることが明らかになった。調査結果によると、キャンピングカー利用経験がある人は81.6%。それに対し、2020年自粛期間中のキャンピングカー稼働率は17.6ポイントダウンの64%。キャンピングカーの利用を控えた傾向がみられる。利用目的については47.7%がレジャーでの利用、日常生活での移動手段も23.2%と多かった。自粛期間が長引き、人々の生活は大きく変化したが、新生活様式でどのようにキャンピングカーを利用したいかを聞いたところ、やはり1番多かったのは54.7%のレジャーだった。注目すべきは2番目に多かった、日常生活や病気療養時の宿泊スペースとしての利用(16.6%)。実際の自粛期間中の使用目的では5番目だったが、期待値として、キャンピングカーとしての居住空間に注目が集まったようだ。また、キャンピングカーを仕事に使った、仕事に利用してみたい人はそれぞれ、8.6%、7.6%。期待する利用方法を聞いてみると、事務所・テレワークスペースとして利用してみたいという人が63.2%にのぼった。キャンピングカーの利用実績、今後の利用用途ともに最も多かったのはレジャーだが、そのきっかけについて尋ねたところ、トップはソーシャルディスタンスを保てる点で62.4%。自粛が続く中、キャンピングカーであれば、非接触型のレジャーを楽しめるという利点を見出しているようだ。また、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響によって、時間に余裕ができた人も多く、具体的にどのようなことをやりたいかを聞いてみると、旅行(47.8%)、アウトドア(39.4%)、帰省(6.4%)、リモートワーク(4.4%)という順になった。やはり、キャンピングカーはレジャー用途として利用したい人が多く、仕事での利用を自発的に行いたい人はまだ少ない。また、上位2項目が、移動の旅行、体験のアウトドアであったことから、機動性と居住性という、キャンピングカーらしい利便性を発揮した利用方法が期待されていることが分かる。
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