東北大学は2021年5月10日から「100円朝食」サービスを期間限定で実施する。コロナ禍の学生を支援するもので、栄養バランスを考慮した多種のメニューの中から、数種類を日替わりで提供する。 「100円朝食」は、新型コロナウイルス感染拡大による影響で、世帯収入やアルバイト収入が減るなど、経済的に困難な状況にある学生を支援するとともに、食習慣を整えて元気に学修に励んでほしいとの思いから。企画は東北大学生活協同組合とタイアップし、多彩なメニューを日替わりで用意。健康の維持と生活リズムの復調に役立ててもらう。 期間は5月10日～5月21日の平日10日間。対象は東北大学生、東北大学院生で、場所は川内北キャンパス・川内の杜ダイニングにおいて、午前8時～午前8時50分に提供。1食100円で、1日450食、期間中は4,500食程度を予定している。東北大学は、この企画以外にも学生が安心して学業に専念できるようさまざまな支援を行うため、「2021年度学生支援パッケージ」を4月7日に公表。Webサイトでは、経済支援や学修・学生生活支援、課外活動支援についてまとめている。 また、弘前大学も学生支援の「100円昼食弁当」「100円夕食」を4月19日から実施している。新型コロナウイルス感染症の影響で、経済的に困窮する学生の食生活支援と栄養面でのサポートを目的に、前期授業終了までの8月6日まで行う。
