子どもの発達の悩みごとを解消する情報サイト「パステル総研」を運営するパステルコミュニケーションは、2021年7月20日~7月24日に小学生の母親136名を対象とした、夏休みの宿題の内容や児童の苦手なもの、ママのサポート状況に関するアンケートをインターネットで実施した。
宿題のサポートが必要と回答したのは86%であり、児童がもっとも負担と感じている宿題は、読書感想文という回答だった。「夏休みの宿題を1人でやり切ることができるか?」という質問に対しては、苦手な科目、分野ではサポートが必要だと回答したのは53%だった。ほとんど1人でやり切れると回答したのは11%だった。
「夏休みの宿題は必要だと思うか?」という質問に対しては、必要だと回答したのは53%だった。理由として、「学習習慣の定着」「適度な宿題で生活リズムが整えられる」といった意見があがった。また、夏休みの宿題が不要だと回答したのはたったの12.6%だった。「なぜ負担が大きいと感じるか?」という質問に対しては、「時間がかかる」「サポートの手段がわからない」といった意見があがっていた。
児童だけでなく、保護者側もどのように宿題を手伝えばよいのかといったサポート面でわからないことが生じて、親子で頭を抱えるケースがあるようだ。親子間で話し合いを行って計画を立て直したり、スムーズに取り組むことができている友人にコツや対策法を教わったりするのも良いのかもしれない。