2か国の高校生によるSDGs起業アイデアソン9/18-20

 文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」による高校生の海外興味喚起プロジェクト「#せかい部」は、エデュケーション・ニュージーランドと共催で、「NZ×#せかい部SDGs起業アイデアソン~BizVenture2021~」を2021年9月18日から20日まで実施する。

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2か国の高校生による「NZ×#せかい部SDGs起業アイデアソン」
  • 2か国の高校生による「NZ×#せかい部SDGs起業アイデアソン」
  • イベントで取り上げる3つのテーマ
 文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」による高校生の海外興味喚起プロジェクト「#せかい部」は、ニュージーランド政府の留学促進機関「エデュケーション・ニュージーランド(以下、ENZ)」と共催で、「NZ×#せかい部SDGs起業アイデアソン~BizVenture2021~」を2021年9月18日から20日まで実施する。参加希望の高校生を募集している。

 ニュージーランド(以下、NZ)の起業家育成プログラムを運営する慈善団体ヤング・エンタプライズ(以下、YES)の協力のもと、SDGs(持続可能な開発目標)に関連する3テーマについて、解決につながるビジネスアイデアを両国の高校生が考え英語で発表する。

 「#せかい部」とENZがSDGsや社会起業をテーマに協業する背景は、日本の高校生のSDGsやソーシャルアクションへの関心が高まっていることと、コロナ禍で留学しにくい状態が続く中、オンラインで高校生が海外の教育を受けられる環境が整ってきていることにある。

 NZはSDGsの各分野における起業家育成に力を入れており、未来志向の教育制度は世界的にも評価されている。未来の社会を生き抜くために必要とされる資質、スキルなど6つの観点で総合評価されている。起業へ向けての環境も整っている。

 「NZ×#せかい部SDGs起業アイデアソン~BizVenture2021~」は、両国の高校生20名ずつ参加。「子供の相対的貧困」「10代のウェルビーイング」「ジェンダー平等の実現」の3テーマに関する日本の現状や、各テーマの相関関係について共有し、8チームに分かれ解決に資するビジネスアイデアを考え、最終日に英語で発表する。特に優れた発表をしたチームメンバーにはENZより最優秀賞、優秀賞が贈られる。

 「トビタテ!留学JAPAN」は文部科学省が2013年に開始した官民協働留学促進キャンペーン。おもな取組みである「日本代表プログラム」は、約250社の民間起業・団体から120億円以上の寄附を集め、返済不要の奨学金で留学を支援。成績や語学力は不問、期間やテーマも自由で、多様な留学を支援。さまざまなイベントや情報交換プラットフォームの主催、オンラインコンテンツ提供などの取組みを行っている。

 「#せかい部」は、「トビタテ!留学JAPAN」の取組みのひとつ。学校や地域を超えた同世代がSnsでつながり、海外に関することや留学情報を相互に発信。リアルな世界を知るきっかけを作る、ソーシャル部活動。普段SNS上で活動している高校生が集まり、さまざまな海外の魅力や楽しさを共有するイベントを定期的に開催している。

◆2か国の高校生による「NZ×#せかい部SDGs起業アイデアソン」
日時:2021年9月18日(土)~20日(月・祝)土日は9:00~17:00、最終日は9:00~12:15
形式:オンライン(Zoom)※Zoomのアカウントは、参加者にメールで知らせる
対象:「#せかい部」公式SNSアカウントをフォローしている高校生
募集人数:20名(応募多数の場合は選考あり)※一部通訳のサポートはあるが、基本言語は英語。参加には英語準2級程度以上の英語力と積極的にコミュニケーションを図る姿勢が必要。
締切:2021年8月24日(火)23:59
参加費:無料
申込方法:応募ページより申し込む
※希望者先着50名にオンライン教育プラットフォーム「Future Learn」内、ENZ監修「Study with NZ」(デジタル受講修了証発行含む)をプレゼント
内容:SDGsに関する3テーマについてのアイデアソン。日本とNZの高校生がビジネスアイデアを考え、最終日に発表
テーマ:
1.「子供の相対的貧困をなくそう」未来を担う子供の成長の機会を奪う、相対的貧困をなくす。
2.「10代のウェルビーイングを高めよう」、誰もが身体的、精神的、社会的に良好な状態(ウェルビーイング)でいられる社会を実現する。
3.「ジェンダー平等を実現しよう」、日本の管理職に占める女性の割合は15%。世界のペースに追いつけていない日本が、ジェンダー平等を実現する。
《編集部》

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