小中学生対象、国際基礎学力検定「TOFAS」9/22-28実施

 スプリックスは2021年9月22日~9月28日、小中学生を対象に基礎学力を正しく評価する国際基礎学力検定「TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)」の第3回検定を実施する。インターネットを利用し、日本国内外から受験が可能で、受験料は無料。

教育・受験 小学生
国際基礎学力検定「TOFAS」
  • 国際基礎学力検定「TOFAS」
  • レベル別詳細「計算」
  • レベル別詳細「英単語」
  • レベル別詳細「漢字・語い」
 スプリックスは2021年9月22日~9月28日、小中学生を対象に基礎学力を正しく評価する国際基礎学力検定「TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)」の第3回検定を実施する。インターネットを利用し、日本国内外から受験が可能で、受験料は無料。

 日本・アメリカを含む世界複数国で実施するTOFASは、「スプリックス基礎学力研究所」の調査研究と教育ノウハウから生まれた、グローバルレベルで「基礎学力」を評価するオンライン検定。子供たちの将来の可能性、成長を全面的に応援するために開発された独自の「基礎学力の羅針盤」となるプログラムとなっている。

 対象科目は算数・数学の基礎となる「計算」と英語の「英単語」に、今回から国語の「漢字・語い」を追加した。自宅からの受検に加え、検定会場での受検も可能となっている。前回の第2回は、日本、アメリカ、インド、オーストラリア、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン、台湾の10か国が実施。国内では、豊島区教育委員会、中野区教育委員会、長岡市教育委員会等の小中学校が参加した。今回は、プレテストも含め、受検者数がのべ約3万5千人となったことを踏まえWebサイトも大幅にリニューアルし、第2回の受験者数の約8,500人以上を見込んでいる。

 検定時間は40分で、出題形式は回答選択方式(一部、回答入力方式および回答書き込み方式)となっている。必要なのは、PCまたはタブレット、受検情報が示されたメール、計算用紙、筆記用具。合格ラインは正答率80%以上で、合格者には合格証(サーティフィケート)をデータにて発行する。受検結果は、受検日の10日後以降にメールを配信し、Web上で結果の閲覧が可能。

 レベル別詳細をみると、たとえば「計算」のレベル1は小学4年までの内容で、整数のたし算・ひき算・かけ算・わり算まで。レベル2が小学6年までの内容で、分数・小数のたし算・ひき算・かけ算・わり算まで。レベル3は中学2年までの内容で、正負の数・多項式・一次方程式・連立方程式まで。レベル4は中学3年までの内容で展開・因数分解・平方根・二次方程式までとなっている。

 TOFASは、正答率や合否結果に加え、受検データを分析し学力向上に必要な「のびしろ」をフィードバックする。分析結果をひとりひとり個別に可視化することで、基礎学力の確実な定着につなげていくという。申込みは「TOFAS」公式Webサイトから行う。申込期限は9月17日まで。検定実施中の都合の良い日時に、専用サイトへログインして受検する。なお、会場受検の場合の日時は会場により異なる。

◆TOFAS第3回検定
日時: 2021年9月22日(水)~ 9月28日(火)
場所:オンラインまたは検定会場
対象:小中学生
申込方法:Webサイトから申し込む
申込締切:2021年9月17日(金)
検定料:無料
《田中志実》

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