東武ホテルマネジメントと東武鉄道(東武)は、浅草東武ホテル(東京都台東区)に10月8日から、「東武鉄道運転シミュレータールーム」を開設する。9月15日に発表した。これは東武東上線の運転士が実際に使用していた訓練用シミュレータを客室に移設し、本物の運転台と同じ操作を楽しんでもらおうというもの。シミュレータに使われている運転台は50070形のものを再現しており、2015年の東武東上線池袋~小川町間への自動列車制御装置(Automatic Train Control=ATC)導入に際し、2013年から志木乗務管区で使用が始まった。同型のものは現在も森林公園乗務管区などで使われているという。「東武鉄道運転シミュレータールーム」は1日1室限定(定員2人)で販売されるが、11月4日までは日中日帰りでの利用となる(チェックイン13時、チェックアウト17時)。宿泊プランは11月5日から開始される。11月4日までの利用料金は1室1万200円で、申込みは10月8~14日利用分が10月1日から、10月15~21日利用分が10月8日から、10月22~28日利用分が10月15日から、10月29日~11月4日利用分が10月22日から、浅草東武ホテルの公式ウェブサイトで受け付ける。受付開始時刻はいずれも12時。