埼玉県、過去3年間で校則を見直した全日制高校97%

 埼玉県教育局は2021年10月15日、県立学校全校を対象に行った「2021年度(令和3年度)校則の点検・見直しに関する調査の結果について」公表した。過去3年で校則の見直しを行なった学校は88.5%、全日制高校では97%にのぼった。

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 埼玉県教育局は2021年10月15日、県立学校全校を対象に行った「2021年度(令和3年度)校則の点検・見直しに関する調査の結果について」公表した。過去3年で校則の見直しを行なった学校は88.5%、全日制高校では97%にのぼった。

 埼玉県教育局は、県立学校における校則や生徒指導のあり方の現状把握および調査結果をもとにした校則の点検・見直しの促進を図るべく、「校則の点検・見直しに関する調査」を実施。結果を公表した。調査対象は、県立高校(全日制、定時制、通信制)139校、特別支援学校(分校含む)37校、県立中学校1校のすべての県立学校。調査期間は2021年7月21日~8月2日。なお、今回の調査は2007年以来14年ぶりに実施された。

 以下、全日制高校の結果を見ると、2018年~2020年の過去3年間で生徒指導に係る校則の見直しを行なったのは97.0%。見直した校則の内容(複数回答)は、「二輪車・普通車の免許取得に係る規定」がもっとも多く85.4%、ついで「服装規定」71.5%、「携帯電話の校内持込および使用(SNSを含む)規定」38.5%、「頭髪規定」27.7%となった。

 校則の点検・見直しを行う頻度については、「必要がある時に行う」70.9%、「1年に1回程度点検・見直しを行なっている」26.1%。校則の点検・見直しを行う理由としては(複数回答)、多い順に「教員の意見」85.8%、「生徒(児童)の意見」64.2%、「管理職からの検討の指示」58.2%、「新年度等定期的な点検・見直し」54.5%という結果となった。

 生徒(児童)から過去1年以内に校則の見直し等の要望があったのは49.3%とおよそ半分。具体的な要望は、「服装規定の見直し」65.2%、「頭髪規定の見直し」60.6%、「携帯電話の校内持込および使用(SNSを含む)規定の見直し」27.3%であった。

 また、現在、髪の毛の色に関して校則で何らかの規制を行なっている全日制高校は91.8%、ツーブロック・パーマ・変形刈り等髪型を校則で規制しているのは94.8%、髪が染色・パーマ等でないことを申告する「地毛証明書」等の提出を求めているのは65.7%だった。

 調査結果は、埼玉県Webサイト内の生徒指導課ページにて公開している。
《畑山望》

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