JR東日本「撮り鉄コミュニティ」開始…限定企画等の特典

JR東日本スタートアップは11月10日、「撮り鉄コミュニティ」を開始した。

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室蘭本線でSL列車を撮影する、いわゆる「撮り鉄」の皆さん。2012年5月20日。
  • 室蘭本線でSL列車を撮影する、いわゆる「撮り鉄」の皆さん。2012年5月20日。
  • 「Mechu」のシステムを利用した「撮り鉄コミュニティ」のホーム画面。

JR東日本スタートアップは11月10日、「撮り鉄コミュニティ」を開始した。

「撮り鉄」とは、鉄道撮影を楽しむ人々をさす隠語的な言葉だが、近年は一部でマナーが取り沙汰されていることから、良くないイメージが独り歩きしている感がある。

しかし、JR東日本の子会社で、ベンチャー企業への出資や協業を推進しているJR東日本スタートアップではこの言葉をあえて使い、鉄道写真を楽しむ人々とのコミュニケーションの場をつくることを企図。「ファンのみなさまが考えていることやニーズをコミュニティ内で共有していただき、社員も交えながらどのような体験や企画をご用意できるかを探っていきます」として、安全に撮影できる場所の提供など、撮り鉄のニーズに応じた企画を立案していくという。

運営には福島県郡山市に本社を置くミーチュー株式会社が提供するファンコミュニティシステム「Mechu」を利用。コミュニティを通じて、限定撮影会イベント、写真がJR東日本の宣伝用ポスターに使用される企画、ママ鉄専用コミュニティ、通常は入ることができない場所での撮影イベントなどが実現できるかもしれないとしており、入会すると有料会員限定チャンネルへの参加やイベント・企画に対する要望の投稿、実現した企画への参加、有料会員限定企画などの特典が提供される。

JRが撮り鉄に寄り添う!?…「撮り鉄コミュニティ」がスタート

《佐藤正樹(キハユニ工房)@レスポンス》

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