全国大学生活協同組合連合会は2026年7月31日、新入生の保護者5万5,076人を対象とした「2026年度保護者に聞く新入生調査」の概要報告を公表した。オープンキャンパスへの保護者同行率が58.1%と過去最高を記録したほか、入学式の出席率も80.7%に達した。大学受験を親子で乗り切る傾向が一段と強まっている実態が浮き彫りとなった。
同連合会は2007年から毎年、大学受験にかかる費用や保護者の意識を把握し、サービス改善に活用することを目的に調査を実施している。2026年度は、4月に入学した新入生の保護者を対象に、4月から5月にかけてインターネット調査を行い、全国177の大学生協を通じて回答を得た。
調査結果によると、来校型のオープンキャンパスへの参加状況は、本人の参加が57.5%となり、前年より4.9ポイント増加した。このうち「本人と家族が参加」した割合は33.4%にのぼり、コロナ禍前の水準を超えた。参加者を100とした場合の保護者同行率は58.1%に達し、2019年の52.0%、2020年の55.6%を上回って過去最高を更新した。
また、入学式への参加状況についても、保護者の出席率が80.7%となった。前年の76.8%や、2019年の77.7%を上回る結果となっており、家族で門出を祝う姿が定着していることがうかがえる。大学生活のスタートを親子で迎える割合は着実に増加しており、受験から入学後の行事まで保護者が深く関わる「親子受験」の時代を裏付ける結果となった。
受験から入学までの間、保護者は子供の体調管理やスケジュール管理など多方面でサポートを行っている。出願戦略を親子で考え、オープンキャンパスへの同行などを通じて早めに情報を共有することが、納得のいく進路選択につながるといえる。

