8割の高校生「制服は必要」理由は?

 菅公学生服は2021年11月30日、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.190にて、高校生が考える「学校制服の必要性」に関する調査データを公開した。

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学校制服はあったほうが良いと思われますか(単数回答)
  • 学校制服はあったほうが良いと思われますか(単数回答)
  • 学校制服の良い点はどのようなことだと思いますか(複数回答)
 菅公学生服は2021年11月30日、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.190にて、高校生が考える「学校制服の必要性」に関する調査データを公開した。

 菅公学生服は全国の高校に通う1年生~3年生の男女1,099人を対象に、学校制服の良い点、学校制服の必要性とその理由について調査した。実施時期は2021年6月。

 調査の結果、学校制服はあったほうが良いと思うかという設問に対しては、全体では「あったほうがいい」40.4%と「どちらかと言えば、あったほうがいい」38.9%をあわせると、約8割の高校生が学校制服は必要だと回答した。

 学校制服の良い点については「毎日の服装に悩まなくていい」58.3%、「学生らしく見える」56.0%、「どこの学校か一目でわかる」34.8%、「服装による個人差がでなくていい(平等である)」30.9%等、利便性や気分の切り替え、経済面や環境面でのメリットがあげられた。

 一方で、学校制服はないほうがいい理由として、「個性が出ない」「ダサいから」「束縛されている感じがあるから」「自分のスタイルでいたいから」「スカートが嫌な人などが可哀想。LGBTの人もいるから」といった個性が出せないことや、見た目のファッション性等の不満があげられた。

 この結果を踏まえ、賛否はあるものの、高校生の多くが「学校制服は必要だ」と考えているようだ。学校制服は、従来の利便性や機能性や経済性等の価値に加えて、「日本が誇れるファッション文化である」「地球環境に貢献できる」という新たな視点が加わっている。
今後は、「自分らしさ」を表現できる学校制服が求められる。
《編集部》

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