Virtusizeは、伊藤忠商事のECプラットフォーム「学校生活」に、制服採寸用にカスタマイズしたオンライン試着ソリューション「バーチャサイズ」の提供を開始した。 昨今の学校関係者の多忙化、保護者・生徒の採寸会への参加負荷、そして新型コロナウイルス感染拡大による採寸会場の三密回避対策など、学生服業界は新たな課題に直面している。Virtusizeは、これらの課題を解決するための一助として、自宅にいながら最適なサイズを選べる「バーチャサイズ」を伊藤忠商事が立ち上げたECプラットフォーム「学校生活」に提供した。 従来、生徒たちは、自分にあった制服のサイズを選ぶために制服採寸会に参加する必要があったが、ビッグデータ・機械学習・画像解析とデザイン技術を用いた「バーチャサイズ」を利用することで、いつでもどこでもオンラインで採寸をし、フィット感から最適なサイズを選択をすることが可能となった。これにより、採寸会における「三密」も回避できる。 一般的にインターネット上で衣料品を購入する際の課題の1つとして“サイズへの不安”が挙げられる。「バーチャサイズ」のオンライン制服採寸サービスは、フィット感・丈感・サイズを選べるパーソナライズシルエットとの比較、詳細なサイズを確認できるアイテム同士のサイズ比較、素材やストレッチ性などの情報をまとめて確認できる商品詳細情報ページ、採寸方法や比較方法の簡易化にこだわったUI/UXの4点を実現しており、自宅にいながら体型に合うサイズを選んで注文することができる。 伊藤忠商事ファッションアパレル第一部ワークウェア課では、「学生服業界を取り巻く環境が大きく変化している中、『学校生活』の運営を通じ、Virtusizeが提供するサイズに関わるソリューションサービスも最大限に活用しながら、学生服業界における流通のデジタル化を推進いたします。」とコメントを寄せている。