テンプル大学ジャパン、米国本校への留学支援する新制度5月始動

 テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、TUJの学生が米国フィラデルフィアにあるテンプル大学本校にますます留学しやすくなる新制度「Fly to Philly Program(フライ・トゥ・フィリー・プログラム)」を2022年5月に始動する。

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テンプル大学フィラデルフィア本校の風景
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 テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、TUJの学生が米国フィラデルフィアにあるテンプル大学本校にますます留学しやすくなる新制度「Fly to Philly Program(フライ・トゥ・フィリー・プログラム)」を2022年5月に始動する。

 新制度「フライ・トゥ・フィリー・プログラム」は、TUJの学生が米国本校で学ぶ場合、TUJキャンパスの授業料が最長で1年間適用される制度。スタートは、秋学期、春学期、夏学期のいずれからも可能。今回、5月からスタートすることで、夏学期から日米両キャンパスでの履修を希望するTUJ学部生の留学機会を拡大し、利便性を向上させる。

 これまでも、米国本校への留学はどの学期からでも行うことができ、留学期間も自由に選択できていたが、留学した場合、米国本校の学費が適用されていた。米国の州立大学の場合、州内と州外の学生で学費設定が異なり、ペンシルベニア州立テンプル大学も同様。本校で学ぶ場合、米国外からの留学生を含む州外居住の学生の授業料は、1学期あたり約170万円(1ドル=115円、3月7日時点)であるのに対し、TUJの授業料は79万5,100円となっている。

 フライ・トゥ・フィリー・プログラムの始動により、米国本校へ留学した際、最長1年間TUJの授業料が適用されることとなり、学生の経済的負担が1学期あたり約90万円軽減されることになる。プログラムは、TUJ学部課程で最低1学期間一定の成績を修めれば誰でも参加可能。プログラム修了後も米国本校での履修継続を希望する場合は、本校の標準的な授業料に切り替わる。

 TUJのマシュー・ウィルソン学長は、新制度の始動に向け、「フィラデルフィア本校で学ぶことは、学生の視野を広げ、人間的な成長を促し、異文化間の交流を深めることができます。TUJの学生がテンプル大学ファミリーの大切な一員としてこの機会を活用してくれること期待しています」とコメントを寄せている。
《畑山望》

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