土屋鞄製造所は2022年4月7日、発売後1か月間の人気カラートップ10を発表した。理想のランドセルを探す「ラン活」は年々早まっており、3月からGWにかけて第一弾のピークを迎える。土屋鞄製造所では有料のレンタルサービスを開始している。 2023年入学用ランドセル発売後1か月間の集計（2022年3月2日の発売開始から4月3日まで）では、人気1位の色はピンク系で、2位が茶色系（キャメル等）、3位が黒、4位がパープル系、5位が青系だった。 購入者の4人に3人（約76％）が赤系と黒系以外の色を選んでおり、ランドセルの多色化が進んでいる。「女の子は赤、男の子は黒」という固定観念がなくなり、土屋鞄製造所は2022年、約50色のラインアップを揃え、そうした「好みの多様化」に対応している。 土屋鞄製造所が2021年4月に実施した調査では、ランドセルのカラーについて「性別による固定観念をなくしたほうがいいと思う」と回答した親が8割を超える結果となっている。 土屋鞄製造所では、「子供の個性に合わせて好きな色を選んでほしい」という思いから、以前からカタログやWebサイトで性別で分けた製品案内をしておらず、「レコ」は、そうした考えを後押しするシリーズとして展開している。 理想のランドセルを探す「ラン活」は年々早まっており、3月からGWにかけて第1弾のピークを迎え商戦が過熱。その後、後半戦の山場として夏休みに再度盛り上がりをみせるという。工房系ランドセルの人気モデルは後半戦には売り切れることもあり、「ラン活」は年々早まる傾向にある。 土屋鞄製造所の2023年度分の販売は、全国11都府県にある直営店等16店舗（直営13店、提携3店）と土屋鞄製造所Webサイト、また出張店舗（29都道県31会場、延べ計43日間）で行っている。 ランドセルの価格帯は幅広く、6万4,000円（税込）台の人工皮革を使用した製品から、14万円（税込）の最高級コードバンの革を使ったモデルまでを用意しているという。「ミナ ペルホネン」コラボモデルは8万4,000円（税込）で、「レコ」は8万2,000～8万3,000円（税込）。 また、店舗で長時間滞在を避けたいというコロナ禍の消費者ニーズに対応するため、背負い心地や使い勝手等を自宅で試せる、2泊3日の有料のレンタルサービス「レンタルランドセル」の提供を、ランドセルの発売日に合わせて開始している。価格は3,000円（税込）で送料・返送料無料。レンタル対象製品は、全商品63種。土屋鞄製造所Webサイトで、利用者を受け付ける。 土屋鞄製造所では、LINEの相談窓口「LINEでスタッフ相談」等でもサポートに応じ、コロナ禍でも満足いく「ラン活」をできるよう十分な体制を整えている。◆「土屋鞄製造所」2023年入学用ランドセル発売日：2022年3月2日（水）製品数：63種類価格：6万4,000円～14万円（税込）※送料無料販売店舗：土屋鞄製造所オンラインストア、直営店13店舗、系列店の「キシル」3店舗◆「土屋鞄製造所」レンタルランドセルサービス開始日：2022年3月2日（水）価格：3,000円（税込）※送料・返送料無料レンタル対象製品：全商品63種
