KDIで未就学児期を過ごしたことで、お子さまに合った小学校進学を叶えることができたご家庭に、KDIでの学びの魅力について聞いた。
KDIを選んだ理由は
「充実したカリキュラム」
<今回の対談にご参加の皆さん>
抱井さんと、れなさん(小学校6年生)
朴さんと、まなさん(小学校6年生)
山田さんと、りんさん(小学校6年生)
斎藤麻衣先生(KDI・受験指導担当)
--本日はKDI卒園後私立小学校に進学し、この春中学受験を終えた3人のお子さんの保護者の皆様にお集まりいただきました。さっそくですが、KDIへの入園のきっかけを教えてください。
抱井さん:最初は近所の幼稚園を探していましたが、なかなかイメージに合う園が見つかりませんでした。幼児教室の「チャイルド・アイズ」に通わせていたのですが、その先生から同じやる気スイッチグループのバイリンガル幼児園がオープンすると聞きました。KDIは預かり時間が9時から5時まで、給食がありお弁当不要、バスの送迎もあり、働くママにはうってつけの条件。英語もしっかり教えてくれ、知育やスポーツにも力を入れていることなどを聞いて、ここしかないと思いました。
朴さん:私も近所の幼稚園を探していましたが、「ここに通わせたい」と思える園がなかなかなくて。KDIの説明会を聞きに行ったところ、英語や知育、運動など、カリキュラムがすごく充実していて、わが家が求めていた「こんな幼稚園があったらいいな」という理想像にぴったりでした。英語や運動など外部の習い事に通わせたら、時間もお金も余分にかかるところ、KDIならすべてを園内でやってくれる。預かり時間も長いので仕事との両立にもいいと思い、受験をして入園しました。
山田さん:以前は近所のプリスクールに通わせていました。わが家は年の差が近い3人姉妹なので、下の子に手がかかり、習い事をいろいろさせたくても送迎の負担などを考えると不可能だと諦めていました。ところがKDIなら、預かり時間も長く、園で英語もアートも運動も、すべてをやってくれるので他の習い事に通わせる必要がありません。オールインワンのプログラムが最大の魅力だと感じました。
--抱井さんは、最初から英語が学べる幼稚園を探していたのですか。
抱井さん:はい。でも、近所には英語に特化した幼稚園がありませんでした。インターナショナル幼稚園という選択肢がありましたが、私はアメリカに10年住んだことがあり、母国語である日本語を学ぶ大切さも実感していました。将来日本の中学・高校に進学させることを考えると、インターナショナル幼稚園という選択肢は違うかなと思っていました。KDIなら英語も日本語もしっかり学べるので、それも決め手になりました。
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子供の個性に合った小学校受験指導、保護者にも手厚いサポート
--みなさんは、入園当初から小学校受験を想定されていたのでしょうか。
抱井さん朴さん:はい、想定していました。
山田さん:実はまったく考えていませんでした。
抱井さん:最初は、アクセスが良くて家から近く、歴史のある私立小学校に入れたらいいなと思っていました。しかし、KDIで英語を学んだり、ネイティブの先生方とたくさん触れ合っていろいろな文化を学んだりしたことで、懐の大きい子に育ってくれたなと思うと欲が出て。英語もこのままやらせたいという思いもありLCA国際小学校(以下、LCA)に進みました。
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朴さん:うちもLCA国際小学校に進みました。当初から私立小学校進学を考えていましたが、KDIに来ていなければ、LCAのようにほとんどの授業を英語で学ぶ学校に行かせようとは思いもしませんでした。
KDIの教育は、今思えば知育の効果が高いなと思います。知育は、英語や算数のようにすぐに効果が表れるものではないので、在園中は気づかなかったのですが、小学校に入ってから、環境の変化に柔軟に対応できたり、新しいことにも厭わずチャレンジしたり、スケジュール通りにものごとをこなせたりできるのはKDIの経験のおかげだなと。知育の効果は中学受験のときの勉強への取り組み方にも現れていた気がします。
山田さん:「小学校受験って、大変そう」というイメージがありましたし、最初はまったく考えていませんでした。でも、KDIに通ったおかげでせっかく英語も身につきましたし、多文化を許容する力もついたのでこのまま英語が続けられる環境にいさせてあげたいと思い、年中から学校探しをはじめました。一方で、小学校受験に臨むご家庭は、入園直後の年少の段階から準備すると聞いていたので「今から間に合うのか」と不安もあり、KDIの小学校受験クラスを受講することにしました。
すると先生から「こういう学校があるよ」「この学校はこういう問題が出るよ」など情報提供や、娘の性格に合うであろう学校をアドバイスしてくれたので、「小学校受験って大変だと思っていたけど案外できるかも」と思えるようになりました。1人で情報収集から学校探しまでしていたら、とても実現できなかったと思います。
朴さん:先生のおかげで、小学校受験に対するハードルが低くなりましたよね。受験期には親も精神的に不安になりますが、先生がそれを全部受け止めてくれたので乗り越えることができました。サポート体制がしっかりしているのが非常に心強かったです。KDIの園児の約70%が小学校受験をする理由もそこにあると思います。
--KDIのサポートに救われたということですね。
抱井さん:小学校受験専門の幼児教室などと違って、KDIの先生は毎日子供たちと過ごしてくださっているので、ひとりひとりの性格や学びの状況をよくご存知です。そのうえで「この子はこういう子だからこの学校が合うと思う」と、本人の強みや弱点、勉強の癖などをよく見てアドバイスをしてくれるのがとてもありがたかったですね。
朴さん:小学校受験は学校によって試験内容がさまざまですし、受験日もまちまちで情報収集が大変です。先生の適切なアドバイスのおかげで助かりました。
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--斎藤先生にお聞きします。受験クラスではどのような指導をしているのですか。
斎藤先生:受験クラスでは、ペーパーテストの勉強や面接練習、友達との関わり、行動観察など、どの学校の受験でも必要な内容が全部組み込まれたプログラムを行なっています。また、保護者面談でコミュニケーションを取ることを大事にし、有名校や難関校という枠組みを超えてその子に合った学校に行っていただきたいと思っています。
山田さん:うちは暁星国際小学校(以下、暁星国際)を受験したのですが、この学校は試験問題がすべて英語。オールイングリッシュの試験に対応してくれる幼児教室を探しましたがありませんでした。KDIでは、暁星国際受験のためのオリジナルカリキュラムや英語の模擬問題を作って対応してくださいました。ほかに同じ小学校を受験する子がいなかったので、マンツーマンに近い形で指導していただきました。
--小学校受験で苦労されたことはありますか。特に暁星国際のペーパーテストでは「考えさせる問題」が多いと言われていますが、いかがでしたか。
山田さん:そうですね。ペーパーテストはKDIに来ていなければ対策ができなかったと思います。集団行動観察テストについては、スモックから着替えて自分でたたんで風呂敷に包むとか、時間内に着替えができるとか、人の話を聞くときは三角座りをして聞くとか、KDIでは日常生活で当たり前にやっていることばかりだったので、苦労したという記憶はありません。
--LCAは、英語の模擬授業と親子面接が特徴的ですね。いかがでしたか。
朴さん:模擬授業はネイティブの先生が行い、子供が先生の指示通りに動けるかがポイントになっているようです。KDIで毎日英語に触れているので、試験中もちゃんと先生の英語の指示を聞き取ることができたようで「楽しかった」と言いながら、試験教室を出てきました。
英語によるアートやゲームの時間もありましたが、これもKDIでは日常的にやっていることなのでまったく問題ありませんでした。英語力を見るだけでなく、日本語で自分の名前が書けるかなども見られました。日頃から日本語に関しても丁寧に教えていただいていたからこそ、いずれの問題もクリアすることができました。
--山田さんの下のお子さんは、関東学院小学校も受験されたそうですね。
山田さん:行動観察があり、大きな紙にみんなで絵を描くという活動をしました。自分だけ前に出るのではなく、消極的な子に手を貸してあげるなどの行動もできていたそうです。
KDIでは、年齢関係なく縦割りの活動をすることが多く、異年齢の子のお世話や、クラスが違う子との接点も多いんです。その経験が生きて、初めて会ったお友達や価値観の異なるお友達とも難なく共同作業ができたようです。
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斎藤先生:補足しますと、KDIでは、年少から年長まで競い合ってチャンピオンを決める「忍者リーグ」という活動があります。普段は年齢別のクラス割りですが、忍者リーグのときは縦割りで、年長さんが小さい子のお世話をしたり、みんなで助け合い、スポーツなどチームで戦います。
--スポーツといえば、運動テストが課される小学校も多いですね。皆さま、いかがでしたか。
山田さん:暁星国際では、縄跳びなど基本的なことをしたと聞いています。まったく難しくはなかったです。
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チームプレーを大切に…戦略を考える力や周囲への気配り力も育成
朴さん:KDIでは普段から、難易度の高い運動をするんです。運動会でも、大人でもわからないような難しいルールの競技があって、よく子供がこれを理解できるなと驚きます。組体操など、何でもチャレンジさせてくれます。
かけっこも、順位付けをしない園もあるようですが、KDIではきっちり順位付けをします。それによって、子供は勝つためにどうすればいいか考えるようになるし、勝ったら自信になるんです。先生方は、負けても次がんばろうと前向きに思え、勝った人をちゃんと賞賛できる環境づくりをしてくれます。社会に出てからも必要な力を身に付けさせてくれます。
斎藤先生:運動会の最終競技のクラス対抗リレーは、先生も本気になってやるんですよ。優勝に向かってクラスごとに作戦を立てて、こっそり練習をするチームもあるほどです。
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抱井さん:忍者リーグは、年少さんから年長さんまで混成チームなので、大きい人、強い人、速い人が勝つのではなく、工夫をすれば年少さんでも勝てるようにルールが考えられています。子供ながら、みんな頭を使って戦略を立て、本気で勝とうとするのが、見ていて微笑ましく、ものすごくパワーを感じます。
朴さん:先生も本気になるところがいいですよね。大人が本気の姿を見せるから子供も本気で燃える。チームで一丸となって勝ちにいく。何でも一生懸命やる精神は一生の宝物になりますね。
抱井さん:先生たちのテンションがすごく高い。だから子供たちも燃えちゃうんですよ。上から目線ではなくて「一緒にがんばろう」というスタンスが良いなと思います。
フレンドリーな先生に豊富なイベント…勉強も楽しい思い出
--ここから、お子さんにも入っていただいて、KDIの印象に残っているエピソードをお聞きしたいと思います。
斎藤先生:この3人はセンター南園が開園した際の1期生なんですよ。
れなさん:「ラーニングステーション」という職業体験のアクティビティで料理を作るのが楽しかったです。職業体験では、仕事をするとお金を稼ぐことができるんです。ラーニングステーション内のお店で、貯まったお金で買い物もできます。自分で働いたお金で買えるのがすごくうれしかったです。当時作った自分の名刺を、今でも持っています。
まなさん:私も「ラーニングステーション」が楽しかったな。あとは忍者クラスでいろいろな運動をしたことで体育が得意になったのも良かったです。
りんさん:私もれなと同じで料理が楽しかったです。他にもKDIでは、お正月の餅つきや節分の豆まき、ひな祭り、七夕、夏祭り、ハローウインやクリスマスなど、季節のイベントをたくさんやるので、それも楽しかったです。夏祭りは、先生も私たちもみんな浴衣を着て登園するんです。
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--小学校受験の勉強はいかがでしたか。
りんさん:勉強という感じではなくて、とても楽しかったです。
--小学校の生活になじめなないお子さんも多く、小1の壁という言葉も聞きます。お子さんのようすを見ていて、いかがでしたか。
朴さん:KDIの盛りだくさんのスケジュールに慣れていたせいか、小学校に入ったとき「こんなに遊んでばかりで大丈夫なの?」と言われたくらいです。いろいろな経験をしたことで、適応力が身に付き、新しい環境にもなじみやすかったようです。KDIでは先取り学習もしているので、親子ともに気持ちに余裕をもって学校生活をスタートできました。
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KDIでの学びは中学受験でも生かされる
--小学校生活に無理なく移行できるように、入学後を見据えた指導もされているのですね。
斎藤先生:卒園時の目標が、英語では英検準二級のスピーキング力、それ以外では小学校3年生レベルの算数国語につながる素地を育むことを、運動も小学校3年生レベルの身体の使い方を身につけることを目指しています。運動に関しても、ある保護者の方から「小学校の運動会を見て、衝撃を受けた。KDIのレベルがいかに高いかがわかった」と言ってくださったことがあります。
今回の3人もそうですが、卒園児たちの小学校での活躍は目覚ましく、小学校からKDIにご連絡いただくことも多いです。KDIの園まで出張して、学校説明会を開催してくださる小学校も増えています。
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--小学校では、さまざまな地域から子供たちが集まりますし、価値観も多様化しますね。ディスカッションなどのグループ活動も増える印象ですが、お子さまのお友達との交友関係はいかがでしょう。
抱井さん:(れなさんに)グループ活動、大好きだよね。いつもリーダーをかって出るタイプです。グループワークでは揉めごとになることもあるようですが、うまく解決することに達成感を感じるようです。トラブルがあったときも「どうやって解決するか」に焦点を当て前向きに問題解決しようとする「考える力」も、KDIで学んだことの1つだと思います。
朴さん:あきらめない精神が身に付いたと思います。中学受験のときもけっこう辛いことはあったと思いますが、投げ出すことはありませんでした。「やりきる」ということをKDIで学んだと思います。
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--中学受験のときに、KDIでの学びが役立ったと感じたことはありますか。
朴さん:英検2級をもっているので、加点になったのは良かったですね。KDIで早くからフォニックスをやっていただいたので、聞こえた単語をすらすら書くことができますし、試験には音読や英語の面接がありましたが、あまり苦労せずに合格することができました。
山田さん:250ワードの英語のエッセイが受験問題でした。母親の私は英語が苦手なのでハードルがかなり高く感じられましたが、当の本人はKDIで蓄積した英語力や単語力のおかげで困らなかったようです。
見守られ、愛情に包まれた3年間
--最後にまたお子さんたちにお聞きします。KDIの好きなところを教えてください。
れなさん:先生がとてもフレンドリーで、友達みたいに仲良くしてくれて、距離を感じないことです。わからないことも遠慮せずに聞くことができるし、1人で困ることがありませんでした。イベントも楽しかったです。七五三には千歳飴をもらえたり、クリスマスにはサンタさんが来てくれたりしました。お昼寝タイムに靴下を置いておくと、プレゼントが入っていて。いろいろな国籍の先生がいて、その国ごとのプレゼントを入れてくれたので、いろいろな文化を知ることができました。
まなさん:私も、楽しいイベントが多くて、いろいろな経験ができるところが良いところだと思います。授業も楽しかったです。授業はひとりひとりに合わせて教えてくれるので、置いていかれることがなくて安心して勉強できました。
りんさん:全部が楽しかったです。私も勉強を苦痛と思わずに取り組めたので、今でも勉強が好きです。
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朴さん:バスの送迎時間すら楽しんでいました。運転手さんもとてもやさしくて、たくさんの人に暖かく見守って育てていただけたなと思います。
抱井さん:日本で1番スキンシップが多い園かも。毎日ハグしてもらっていました。3、4、5歳の子供にとってどれだけ心の栄養になるかしれません。それを見ていた私たちも、安心感を得ることができました。
--まだまだKDIへの想いは尽きることはないようですが、お時間ですので締めさせていただきます。皆さま、本日はありがとうございました。
子供のさまざまな「力」を育んでくれるKDIは、現在5都府県に10園開園している。オールインワンで多様な学びを提供するKDIは、子供たちへの学びだけでなく、保護者に対する手厚いサポートも魅力だと感じた。
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