NEXCO 3社と本州四国連絡高速道路は5月9日、ゴールデンウイーク(GW:4月28日~5月8日)における高速道路の交通状況(速報値)を発表した。
それによると、全国の高速道路の主な区間の単純平均から算出した、GWの平均日交通量は3万9200台/日。行動制限のない3年ぶりのGWとなった今年は、コロナ禍前の2019年比では23%減となったが、昨年比では36%増となった。最大日交通量は2019年比12%減の5万3300台/日、昨年比では66%増となった。
長期休暇における平均日交通量は昨年のGWが2019年同期比43%減の2万8900台、お盆が同38%減の2万9400台、年末年始は同8%減の3万5200台とコロナ禍前の水準に近づいたが、今年のGWは23%減の3万9200台にとどまった。
なお、GWの高速道路における10km以上の渋滞は2019年比47%減(昨年比220%増)の294回。うち30km以上の渋滞は同47%減の27回(同350%増)だった。渋滞回数が最も多かったのは、下り線は5月3日、上り線は5月4日。渋滞の最長は、5月3日10時25分頃、関越道下り線・嵐山パーキングエリア付近で交通集中および事故により発生した51.9kmだった。