都道府県の枠を越えた「地域みらい留学」説明会の受付開始

 地域・教育魅力化プラットフォームは、「地域みらい留学」の2023年4月入学生向けオンライン合同学校説明会第1弾を2022年6月4日、5日に開催する。都道府県の枠を越えて、全国各地の公立高校への進学や国内単年留学を可能にした。参加費無料、事前登録制。

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  • 2021年オンライン開催の合同学校説明会のようす
 地域・教育魅力化プラットフォームは、「地域みらい留学」の2023年4月入学生向けオンライン合同学校説明会第1弾を2022年6月4日、5日に開催する。都道府県の枠を越えて、全国各地の公立高校への進学や国内単年留学を可能にした。参加費無料、事前登録制。

 「地域みらい留学」は、親元を離れて県外の公立高校へ進学、または単年留学する制度。子供たちに高校進学の選択肢を広げ、さまざまな学びの環境を提供している。同時に、過疎地域の少子高齢化、人口減少問題の解決を目的としている。

 2017年よりスタートした「地域みらい留学」は、2022年で5年目。生徒と高校、そして地域をつなぐ仕組みとして全国に活動を広げている。留学先の登録は2022年3月末時点で、北海道から沖縄まで全国32道県89校。4月末に岡山県立勝山高等学校蒜山校地が90校目として参画した。その土地に密接した多種多様な教育カリキュラムを備えて生徒を受け入れている。

 また、2022年3月の三菱UFJリサーチ&コンサルティングと地域・教育魅力化プラットフォームの共同調査では、「地域みらい留学」が、高校生の転入だけを誘発するものではなく、中学生以下のいる世帯の転出抑制や転入増加といった形での「人口動態」に影響をおよぼす可能性があることと、「地元の生徒」へは県外生割合の高い学校のほうが学習環境に対する肯定的回答割合の伸びがみられ、生徒が多様であることが県内生に良い影響を与えることが示唆された。

 合同学校説明会は、2020年度からオンラインで行っている。2021年度は全国各地から2,012組4,024人(3年留学、単年留学合計)の参加予約があった。説明会では留学先の高校や地域のようすについて、現地の先生・生徒・卒業生・保護者から直接話を聞くことができ、双方向のコミュニケーションで学校や地域への理解を深めることができる。2022年度、初回の説明会は、6月4日、5日オンラインにて開催する。

 参加費無料、事前登録制。申込みはWebサイトより受け付けている。詳細も確認できる。

◆2022年度のオンライン合同学校説明会
第1弾開催日:2022年6月4日(土)~5日(日)
会場:オンライン
参加費:無料(事前登録制)
申込方法:Webサイトから申し込む

◆今後のスケジュール
第2弾:2022年7月9日(土)~10日(日)
第3弾:2022年8月6日(土)~7日(日)
第4弾:2022年9月3日(土)~4日(日)
《大田芳恵》

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