中高生ボランティアを支援するアワード、6/1応募受付開始

 ボランティアに取り組む全国の中学生・高校生を称える「第26回ボランティア・スピリット・アワード」の応募受付が2022年6月1日にスタートする。応募対象は、中学校あるいは高校に在籍している個人またはグループによる2021年9月以降のボランティア活動。

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オンライン開催された第25回全国表彰式のようす
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 ボランティアに取り組む全国の中学生・高校生を称え、情報交換・交流・活動発表の場を提供する「Prudential Emerging Visionaries 第26回ボランティア・スピリット・アワード」の応募受付が2022年6月1日にスタートする。応募対象は、中学校あるいは高校に在籍している個人またはグループによる2021年9月以降のボランティア活動。

 ボランティア・スピリット・アワードは、米国プルデンシャル・ファイナンシャルが1995年に開始した国際的な青少年のボランティア支援プログラム。日本では1997年にスタートしており、過去25年間で総勢約41万6,000人の中学生・高校生による約4万8,000通の活動の応募があった。

 第26回となる2022年は、名称を従来の「PRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY ボランティア・スピリット・アワード」から「Prudential Emerging Visionaries(プルデンシャル・エマージング・ビジョナリーズ) ボランティア・スピリット・アワード」に変更。主催はプルデンシャル生命・ジブラルタ生命・PGF生命(プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命)・日本教育新聞社、後援は文部科学省・日本赤十字社。「未来を描くチカラ」をキャッチフレーズに、「誰かのために何かを変える」ことを目指して自ら行動を起こしている中学生・高校生を引き続き応援していく。

 アワードへの応募は、受付期間中にWebサイトの応募フォームから、ボランティア活動(分野不問)についての内容、創意工夫したこと、地域や社会との関わり、活動に参加して学んだこと・感じたこと等を記入して申し込む。募集期間は6月1日から8月31日。

 審査は、社会貢献度、自主性、創造性、チャレンジ、学び・成長、目標・意欲等の項目がガイドラインに基づき判定される。全国の7ブロックごとに選出される「コミュニティ賞」(全国から上限150組)と「ブロック賞」(同30組)、ブロック賞受賞者の中から選出される「文部科学大臣賞」(中学部門・高校部門より各1組)と「全国賞」(上限8組)の各受賞者には、ボランティア活動支援金や表彰状等が進呈される。

 ブロック賞受賞者から選出される「米国ボランティア親善大使賞」の受賞者2組は、米国ニューヨークおよびニューアークで開催される全米表彰式に招待される。また、各賞の受賞者以外の応募者にも、「ボランティア・スピリット賞」として賞状と記念品が贈られる。

 「コミュニティ賞」および「ブロック賞」の発表は10月上旬、両賞の受賞者を対象にしたオンラインでの「活動発表会」の開催は11月中旬、「文部科学大臣賞」「全国賞」「米国ボランティア親善大使」を発表する「全国表彰式」(開催形式未定)は12月下旬にいずれも予定している

 2021年に実施された第25回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響がある中でも全国から9,632人の中学生・高校生のボランティア活動の応募が442通寄せられ、全国表彰式はオンラインで実施された。

◆第26回ボランティア・スピリット・アワード
応募受付期間:2022年6月1日(水)~8月31日(水)
応募資格:ボランティア活動をしている個人またはグループで、応募締切時に中学校または高校に在籍していること
応募内容:2021年9月以降に取り組んだボランティア活動(分野不問)について内容や創意工夫したこと、地域や社会との関わり、活動に参加して学んだこと・感じたこと等
応募方法:Webサイトの応募フォームから申し込む

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《増田有紀》

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