【高校受験2023】愛知県立高、新たに2校が改編…計15校で改編等実施

 愛知県教育委員会は2022年6月1日、2023年度(令和5年度)県立高等学校における全日制単位制への改編、学科の改編、昼間定時制課程の併置について公表した。2023年度は新たに2校が改編を実施。すでに発表済みの13校とあわせて、計15校が改編等を実施する。

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 愛知県教育委員会は2022年6月1日、2023年度(令和5年度)県立高等学校における全日制単位制への改編、学科の改編、昼間定時制課程の併置について公表した。2023年度は新たに2校が改編を実施。すでに発表済みの13校とあわせて、計15校が改編等を実施する。

 愛知県教育委員会では、「県立高等学校教育推進実施計画(第2期)」および「県立高等学校再編将来構想」に基づき、多様なニーズに応える学校づくりを推進している。2023年度はすでに県立高校13校において改編等を行うと発表していたが、今回新たに県立御津高等学校(豊川市)と県立犬山南高等学校(犬山市)の2校における改編、校名変更を実施すると発表した。

 県立御津高等学校は、校名を「県立御津あおば高等学校」へと変更。全日制学年制・普通科、国際教養科を「全日制単位制・普通科」へと改編し、国際理解に関する科目を始めとする多様な選択科目と少人数指導を通して、持続可能な地域づくりや多文化共生社会の実現に貢献する人材とグローバルに活躍する人材の育成を目指す。さらに「昼間定時制課程・単位制普通科」を併設し、多様な生徒に対してよりきめ細かな指導を行う。

 県立犬山南高等学校は、校名を「県立犬山総合高等学校」へと変更。設置学科を普通科から「総合学科」へと改編し、5つの系列による多様な選択科目や総合学科の特色である丁寧なキャリア・ガイダンス、地域・企業等と連携した教育プログラムを通して、チャレンジ精神をもち、地域社会の担い手として活躍する人材の育成を目指す。

 いずれも実施時期は2023年度生徒募集から。校名は2023年4月1日より新校名となる。

 また、すでに発表済みの改編等情報によると、稲沢高等学校、稲沢東高等学校、尾西高等学校を統合した新たな学校「県立稲沢緑風館高等学校」を新設。普通科と農業科を設置する。

 学科の改編では、県立城北つばさ高等学校が、昼間定時制・普通科から「総合学科」へと改編。県内の定時制で初となる総合学科を設置する。また、県立刈谷北高等学校は国際教養科を改編し、県内初となる「国際探求科」を設置。国際的な事象に関する探究的な学習活動や、グローバル企業が集積する地域特性を生かした教育活動を通して、グローバルに活躍する人材を育成する。

 その他、1校がコースの新設、9校が経済社会とリンクした実践的な商業教育へのリニューアルを実施予定。計15校が改編等を行う。各校の詳細は愛知県のWebサイトで確認できる。

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