新ブランド「すぐつく」シリーズは、製造工場として紙製品と向き合う人だからこそできる、「熱い生産現場のアイデアを冷めないうちにすぐ作る」をコンセプトにした企画。社内で日々のモノ作りや日常生活での気付きから思いついたアイデアを募集し、仲間と共に工夫しながら挑戦的なモノ作りにトライしている。
第1弾は、ノートの罫線や、複写の機能などに着目し、夏休みの小学生に最適な足し算・引き算用の横罫線入りで集中して計算に取り組める「ひっ算ノート」、読書の記録を読んだ感想や気持ちと共に思い返せる「読書ノート」、複写伝票の特性を生かして3枚複写でオリジナルの新聞を3枚分発行できる「三枚複写の新聞パッド」を展開する。
「ひっ算ノート」は、小学生の子供を持つ従業員のアイデアから生まれた。子供が一生懸命筆算用の線を引いている姿を見て、まずは線を引くよりも計算に集中して取り組めるようにという思いを込めて誕生した。筆算での計算や定規の使い方に慣れるまで、初めてのスタートをサポートしたいというお父さん目線のアイデアだ。メーカー希望小売価格は180円(税別)。
「読書ノート」は、読書好きの従業員が、子供が本から得た知識や心に感じたことを記録できるよう導くノートがあればと企画した。本を読んだ感想や気持ちをメーターや表情アイコンで記録でき、後から読み返した時に思い返せたり、親子で共有することでコミュニケーションツールとして活用できる。本を読むことを楽しみ、読む気持ちを高めるノートだ。メーカー希望小売価格は150円(税別)。
「三枚複写の新聞パッド」自社の強みを生かして会社を盛り上げたいと考えた従業員が、ペーパーレス化で需要が減りつつある伝票の生産機で面白いものを作りたいという気持ちから生まれた。新聞のような罫線が印刷されていて、暮らしの日記や旅行の思い出、本や映画の感想などオリジナルの新聞が作れる。複写なので、1枚目は自分用、2、3枚目は学校や家族、祖父母用などに配ることもできる。メーカー希望小売価格は600円(税別)。