日本学生支援機構（JASSO）は2022年9月1日、Webサイト内の「新型コロナウイルス感染症への対応について」を更新。休学中の学生・生徒と、最高学年でやむを得ず卒業延期となった学生・生徒に向けた奨学金情報を更新した。
9月1日付けで情報を更新したのは、奨学金事業のうち「休学中の学生・生徒の皆様へ」と「最高学年でやむを得ず卒業延期となった学生・生徒の皆様へ」の2項目。
「休学中の学生・生徒の皆様へ」では、新型コロナ感染拡大の影響を機に休学し、ボランティアに参加する等の活動を行うこととなった際に、その休学期間の活動が有意義であると大学等が判断した場合の奨学金の扱いについて掲載。第二種奨学金の貸与を受けている場合は、「休学時奨学金継続願」を提出することで、活動開始月から最大1年間貸与を継続することが可能。第二種奨学金の貸与を受けていない場合は、休学期間中に活動を開始した月から最大1年、第二種奨学金の貸与を受けることができる。
「最高学年でやむを得ず卒業延期となった学生・生徒の皆様へ」では、新型コロナ感染拡大の影響により、就職の内定取消しを受けたまたは就職先が決まらない等、在学学校長から卒業予定期を超えて2022年度（令和4年度）の在学期間延長および奨学金貸与の必要性を認められた場合について、2022年度の在学採用にて、第二種奨学金の貸与申込みができることを紹介。貸与期間は最大1年間で、貸与始期は2022年10月～2023年3月の期間内の希望月を選択することができる。
継続する場合も、新たに貸与希望を申し出る場合も、いずれも在学している学校の奨学金窓口に申し出ること。詳細はJASSOのWebサイトでも確認できる。
