【高校受験2024】群馬県公立高、2回選抜から1回選抜に変更

 群馬県教育委員会は2022年9月16日、2024年度(令和6年度)県立高等学校入学者選抜実施大綱について公表。これまでの前期選抜と後期選抜の2回の選抜から、1回の選抜に変更する他、検査2日目には面接等を実施する。Webサイトでは詳細をまとめている。

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 群馬県教育委員会は2022年9月16日、2024年度(令和6年度)県立高等学校入学者選抜実施大綱について公表。これまでの前期選抜と後期選抜の2回の選抜から、1回の選抜に変更する他、検査2日目には面接等を実施する。Webサイトでは詳細をまとめている。

 群馬県教育委員会は、2021年(令和3年)8月に公表した「群馬県公立高等学校入学者選抜制度の改善方針」に基づき、2024年2月に実施する群馬県立高等学校の入学者選抜は、「2024年度(令和6年度)群馬県立高等学校入学者選抜実施大綱」を基本として実施する。

 2024年度入試からは、現行の前期と後期の2回に分けて実施する方式を廃止し、1回にまとめる。現在の中学2年生が対象となる。全日制課程選抜・フレックススクール選抜・定時制課程選抜・連携型選抜の入学願書受付は、2024年2月2日・5日。第1回志願先変更は2月8日、第2回志願先変更は2月14日。本検査(学力検査等)は2月21日・22日に実施。定時制課程は2月21日のみに実施。合格発表は3月5日。追検査は3月6日に実施し、合格発表は3月11日に行う。

 本検査では、検査1日目に「国語」「数学」「英語(リスニングを含む)」「社会」「理科」の5教科の学力検査を、各教科50分で実施。学力検査の出題方針は、これまでの前期選抜と後期選抜の出題方針を引き継ぎつつ、中学校学習指導要領の趣旨を踏まえ、知識および技能とともに、それらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等をより重視して出題する。「英語」のリスニングでは、聞き取る英語の音声を2回流す問題と、1回流す問題がある。

 学力検査の配点は、各教科100点とする。ただし、学校・学科等により、傾斜配点を行う場合は、この限りではない。また、学力検査の各教科内の点数配分は、教育委員会が示した点数配分をもとに増減を加えることができるものとする。また、検査の2日目には、面接等を実施する。面接等は、集団面接、個人面接、英語面接、パーソナル・プレゼンテーションのうちから高等学校長が定めるものとする。

 各高校における2024年度入学者選抜の選抜方法等については、2022年度末をめどに公表する予定。


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《田中志実》

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