子供の教育メディア「ちいく村」は、小学生の子供を持つ保護者を対象に運動会のお弁当の要否について意識調査を行った。「運動会にお弁当はいる?いらない?」の質問に200人中103人の51.5%が「いらない」と回答したことが明らかとなった。
調査は、2022年10月に小学生の子供を持つ保護者を対象に実施。「運動会にお弁当はいる?いらない?」について、インターネットによる任意回答で行った。有効回答数は200人。
「運動会にお弁当はいる?いらない?」と尋ねたところ「いらない」と回答したのは、200人中103人の51.5%であった。「いらない」の理由には、「お弁当を作るのが大変」「コロナが心配と」いう声が多くあがった。他にも「親子別で食べるならいらない」という意見もあった。
一方、「お弁当がいる」と回答した人は、48.5%で僅差であるが少数派となった。理由として多かったのは「子供が楽しみしているから」「特別な日という感じがする」という声であった。また「子供の頃楽しかった思い出がある」といった自分の思い出をなぞっている保護者も多かった。
さらに、家庭環境別に「運動会にお弁当はいる?いらない?」について調査すると、共働き家庭と1人親家庭では「いる」と答えた人が多く、専業主婦(主夫)家庭では「いらない」と答えた人が多数派であることがわかった。
運動会のお弁当は、子供にとって運動会の楽しいイベントの1つであるが、さまざまな理由でお弁当がいると感じる人、いらないと感じる人がいることが明らかとなった。
最後に「2022年の運動会でお弁当はあったのか(ある予定か)」調査したところ「お弁当がない」と回答したのは、200人中117人の58.5%という結果に。コロナの影響もあり、お弁当がない学校が多数派となった。また、お弁当はあったものの、親子別で食べるという人は14.5%であった。
運動会の昼食事情はコロナの影響もあり、昔と比べて大きく変わったことがうかがえた。