法政大学と横浜創英中学・高校、高大連携に関する協定締結

 法政大学と横浜創英中学・高等学校は2022年11月2日、高大連携に関する協定を締結したことを公表した。両校が共有する教育方針等を生かし、今後も交流・連携の推進を図り、教育を活性化していく。

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廣瀬 克哉 法政大学総長(左)と 工藤 勇一 横浜創英中学高等学校 校(右)
  • 廣瀬 克哉 法政大学総長(左)と 工藤 勇一 横浜創英中学高等学校 校(右)
  • 高大連携に関する協定を締結
  • 廣瀬 克哉 法政大学総長
  • 工藤 勇一 横浜創英中学高等学校 校長

 法政大学と横浜創英中学・高等学校は2022年11月2日、高大連携に関する協定を締結したことを公表した。両校が共有する教育方針等を生かし、今後も交流・連携の推進を図り、教育を活性化していく。

 法政大学は、理想に向かい主体的かつ能動的に活躍する「自由を生き抜く実践知」を掲げている。また、横浜創英中学・高等学校(以下、横浜創英中高)は、生徒が高校での学びにとどまらない、主体的で深い学びの実現に向けた取組み「考えて行動のできる人の育成」を掲げている。今回は、両校の教育方針や人材育成に関する考え方が共有できることから、既に連携プログラムを一部実施しているが、今後さらに高大連携事業を推進していく。

 内容は、法政大学は、各種教育プログラムを横浜創英中高の生徒に提供する。また、横浜創英中高が実施する各種プログラムや講座に、法政大学の教員を派遣することで、相互での連携を行う。その他、横浜創英中高が、法政大学の学生を教育実習生として受け入れる。連絡・調整を行うための連絡会議を設置し、定期的に開催する。

 これまでの取組みは、横浜創英中高の生徒が法政大学の「課題解決型フィールドワーク」の授業に参加。首都圏大規模自然災害が発生した想定で、法政大学の施設で帰宅困難者を受け入れについて学んだ。実際に生じる事態を予測したり、帰宅困難者受け入れ施設を見学、グループワークによる体験学習等を行った。授業担当者や招聘講師の他、学生アシスタントも交え、多様な意見交換を行った。

 法政大学は、今後も高大連携事業の強化・拡充をしていくとしている。


《宮内みりる》

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