発達が気になる子の学習と親の関わり講座…すらら12/9

 すららネットは2022年12月9日、「発達が気になる子どもの学習と親の関わり方」講座をオンラインで開催する。事前に発達障害の子供をもつ保護者247名が回答したアンケートをもとに、ケーススタディ的な内容になる予定だ。希望者は後日、録画での受講も可能。

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発達障がいの子の勉強の困りごとは何ですか
  • 発達障がいの子の勉強の困りごとは何ですか
  • 困りごと1位「不注意によるケアレスミス 」対策法
  • 困りごと2位「自信をなくしてやる気が出ない」対策法
  • 困りごと3位「文字を書くのが苦手」対策法

 ICT教材の開発と提供を行うすららネットは2022年12月9日、「発達が気になる子どもの学習と親の関わり方」講座をオンラインで開催する。事前に発達障害の子供をもつ保護者247名が回答したアンケートをもとに、困っていることをベースにしたケーススタディ的な内容になる予定だ。

 12月1日にはアンケート回答者を対象に「発達障害の子の勉強の困りごと」ランキング5位以上について、子供の特性とICT教材「すらら」を活用した学習を通じた対策法について講演が行われた。

 講演の一部、1位から3位の対策法を簡単に紹介すると、1位「不注意によるケアレスミス」に対しては、環境を整えて必要な刺激を与え、不要な刺激を減らすこと。2位「自信をなくしてやる気が出ない」に対しては、勉強したという行動に対して褒める等のフィードバックを行うことで「勉強したら良いことがある」期待を与えること。3位「文字を書くのが苦手」に対しては、デジタル教材等タイピングやタッチ操作で学習するツールを用いることがあげられている。

 12月9日の「発達が気になる子どもの学習と親の関わり方講座」では、すららネットで心理検査、カウンセリング、保護者向けのペアトレーニングに従事する臨床心理士の道地真喜氏が登壇。内容は認知特性の得意不得意のばらつきによる学習の遅れ、子供の特性にあわせた計画の立て方・勉強方法の他、事前アンケートで出た困りごとをベースにしたもので構成される。質疑応答の時間も設けられる予定だ。

 講座はオンライン会議システム「Zoom」を使用して開催される。リアルタイムで参加することが難しい場合は、希望することで、後日に録画された講座を見るごとも可能。リアルタイムの場合も録画希望の場合も、申込みはすららネットWebサイトのイベントページから申込みフォームで登録を行う。折り返し届くZoom参加用URLとパスワードで参加できる。

◆発達が気になる子どもの学習と親の関わり方講座
日時:2022年12月9日(金)10:00~11:30
形式:オンライン(Zoom)
※希望者は録画での受講も可能
参加費:無料
申込方法:Webサイトより申込みフォームに登録


《銀谷えり》

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