【大学受験2025】京大法学部・特色入試変更…後期日程廃止

 Y-SAPIXの京大合格を目指す受験生のための総合情報サイト「京大研究室」は2022年12月19日、2025年京大法学部の特色入試選抜方式の変更を掲載した。後期日程を廃止し、学校推薦型選抜で実施し、募集定員は20人。各学校の推薦が2人となる。

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京都大学法学部の特色入試実施方法1
  • 京都大学法学部の特色入試実施方法1
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  • 京都大学法学部の特色入試結果
  • 2022年度特別入試実施状況

 Y-SAPIXの京大合格を目指す受験生のための総合情報サイト「京大研究室」は2022年12月19日、2025年京大法学部の特色入試選抜方式の変更を掲載した。後期日程を廃止し、学校推薦型選抜で実施し、募集定員は20人。各学校の推薦が2人となる。

 京都大学は2022年12月7日、2025年度法学部特色入試入学者選抜方法等における変更(予告)を発表。2025年度入試から、法学部特色入試は、学校推薦型選抜として実施する。各学校が推薦できる人数は2人まで(男子1人まで)となる。

 これまでの法学部特色入試は、一般選抜とは異なる位置付けで選抜していたが、事実上は、京大で唯一の一般選抜後期日程として実施されていた。2025年度入試からは、全学部・学科で後期日程の選抜がなくなる。

 新試験方式は、第1次選考で書類提出にて実施し、2024年11月下旬に結果発表。第2次選考は、英語の文章を題材に日本語で解答する小論文試験を課す。読解力、論理的思考力、日本語による表現力等について小論文試験の成績で評価し、2025年1月上旬に結果発表。最終合格者は、第2次選考に合格した者で、大学入学共通テストの合計得点がおおむね80%以上の受験者を合格者とする。また、出願の際、現行は調査書のみだが、調査書に加え、TOEFL iBTのスコア、学びの設計書、学業成績に秀でていることを証明する論文や書類等の提出が必要となる。入試に臨むためのハードルが高くなるとされる。

 2022年度後期日程は、入試の実質倍率が2.3倍と低倍率だった。選抜方法が変わり、他学部の特色入試の結果を見ると、競争率に関しては現行と同程度か高くなることも考えられる。

《宮内みりる》

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