学研キッズネット、Amazon Alexaに学習コンテンツ提供

 ワン・パブリッシングが運営する小・中学生とその保護者、教員のための学びコンテンツのポータルサイト「学研キッズネット」は、Amazonが提供する音声アシスタント「Amazon Alexa」に、小・中学生を対象にした学習コンテンツの提供を開始した。

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Amazon Alexaイメージ
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 ワン・パブリッシングが運営する小・中学生とその保護者、教員のための学びコンテンツのポータルサイト「学研キッズネット」は、Amazonが提供する音声アシスタント「Amazon Alexa」に、小・中学生を対象にした学習コンテンツの提供を開始した。

 今回提供するのは、学研キッズネットに掲載されている多数のコンテンツの中の約3,000ワード。「辞典カテゴリ」内の生物ジャンルから約2,000ワード、「科学カテゴリ」内から約1,000ワード、合計3,000ワードをAmazon Alexa用に提供する。

 これにより、辞書カテゴリの場合、「アオウミガメってなに?」と生き物に関する質問をAmazon Alexaにすると、その用語の説明を聴けるようになる。同様に、科学カテゴリの場合、「空気には何が含まれているの?」「痛いときに涙が出るのはなんで?」等、自然科学、宇宙、気象、人体、エネルギー、暮らしに関する身近な疑問を投げかけると、その回答を聴くことができる。

 なお、Alexaに学研キッズネットが提供する約3,000ワードに関連する質問をしたときのみ、Alexaからの回答として学研キッズネットのデータが提供される。また、仕様上、関連する質問であっても、学研キッズネットのデータからの回答とならない場合もある。

 「学研キッズネット」は、最盛期には670万部の部数を誇った学年誌「科学」と「学習」から派生して1996年に開始した小・中学生向けコンテンツポータルサイト。先進的な「子供向けのオンライン教育コンテンツサイト」として学校教育の現場でも重宝されてきた。コンテンツは、「自由研究プロジェクト」の他、科学の疑問を解決する「科学なぜなぜ110番」や、子供たちの将来のキャリアをサポートする「未来の仕事を探せ」等。2020年には「SDGs」について楽しく学べる学習まんが「地球防衛隊SDGs」をスタートさせ、さらに2021年には、動画を中心とした新しいキャリア教育コンテンツ「シゴトのトビラ」を立ち上げる等、時勢に応じた「新しい学び」を提供している。


《中川和佳》

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