受験生の3人に1人「受験シーズンに体調を崩した経験」あり

 ムンディファーマは、「受験を控えた子供を持つ全国30歳以上の親」を対象に実施した「受験シーズンの感染症対策に関する調査」の結果を公開した。受験を控えた子供に関する心配事は「進路」や「成績不振」よりも「感染症」が高い結果となった。

教育・受験 高校生
受験シーズン(1~2月)に体調を崩した経験
  • 受験シーズン(1~2月)に体調を崩した経験
  • 受験を控えた子供に関する心配
  • 受験期に体調を崩した経験別:受験期の子供の感染症への心配
  • 家族全員が感染症対策をしなければという意識
  • 家族の感染症対策
  • 新型コロナウイルス感染症の拡大前と比較したうがいの回数
  • 1日の手洗い・うがいの回数
  • 受験期に体調を崩した経験別:うがいの際にうがい薬を使っているか

 ムンディファーマは、「受験を控えた子供を持つ全国30歳以上の親」を対象に実施した「受験シーズンの感染症対策に関する調査」の結果を公開した。受験を控えた子供に関する心配事は「進路」や「成績不振」よりも「感染症」が高い結果となった。

 調査は、2022年11月28日~11月29日、インターネットで実施した。対象は、受験(中学・高校・大学受験)を控えた子供を持つ、全国30歳以上の親で、有効回答数は300名。

 受験シーズンに子供が体調を「崩したことがある」と回答したのは 32.0%となり、約3人に1人の受験生が受験シーズンに体調を崩した経験があるようだ。受験を控えた子供に関する心配事は「進路」や「成績不振」よりも「感染症」が高い数値となった。「進路」「成績不振」に関しては約7割が心配していると回答したのに対し、「感染症」に対しては81.7%と10ポイント以上の差をつける結果となった。

 また「子供が受験シーズンに体調を崩したことがある」と回答した親は、特に「感染症」を心配しているようだ。「子供が受験シーズンに体調を崩したことはない」親で、感染症について「心配している」「やや心配している」と回答したのは計78.9%、対して、「子供が受験シーズンに体調を崩したことがある」親は計87.5%が「心配している」「やや心配している」と回答している。

 受験を控えた子供の感染症を防ぐために、家族全員で感染症対策をしなければという意識があるかと聞くと、「ある」という回答が53.3%と半数を超える結果となった。また、「ややある」34.3%を加えると87.7%が「家族全員が感染症対策をしなければ」という意識を持っているようだ。どのような感染対策を⾏っているかを聞くと「⼿洗いをする」「マスクを着⽤する」は⺟親・⽗親・子供共に8割を超える結果となった。「うがいをする」も6割以上と、約3人に2人が感染対策としてうがいを⾏っていることがわかった。

 「うがいをしている」と回答した者に対し、新型コロナウイルス感染症の拡大前のうがいの回数と、今年のうがいの回数を比較してもらうと、⽗親・母親・子供共に6割以上が「増えた」「やや増えた」と回答している。「⼿洗い・うがいを⾏っている」と回答した親に対し、1日における実施回数を尋ねたところ、手洗いは約9割が、うがいは約7割が「1日に3回以上」行っていることがわかった。うがいの際にうがい薬を使用している人は51.2%と約半数で、使用したことのあるうがい薬の第1位は「イソジンうがい薬」で38.3%となった。

《中川和佳》

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