愛媛県教育委員会は2023年1月30日に出願を締め切った2023年度（令和5年度）愛媛県立高等学校推薦入学者選抜について、志願者数を公表した。全日制課程全体の推薦入学志願者数は1,979人。募集定員全体に占める割合は22.1％となった。
推薦入学の募集人員は、普通科、理数科、国際文理科、普通科とのくくり募集を行う学科は募集定員の5％～15％程度、職業教育をおもとする学科、総合学科は募集定員の20％～30％程度の範囲内で各校が設定する。全国募集を実施する学科では別に枠を設け、県外の中学校等を卒業する見込みの者を対象に募集する。
2023年度愛媛県立高等学校の推薦入学選抜は、1月23日～30日正午まで出願を受け付けた。公表された志願者数によると、全日制の募集定員8,965人に対し、志願者数1,979人、総定員に占める志願率は22.1％となった。
各学校の定員に対する志願率をみると、普通科等（募集人員5％～15％）で志願率が高かったのは、西条（国際文理）47.5％、長浜（普通）43.3％、三崎（普通）41.7％。その他、新居浜西（普通）29.3％、松山東（普通）22.8％、今治西（普通）22.5％、松山南（理数）20.0％、八幡浜（普通）20.0％、松山南（普通）19.1％等。
職業学科等（募集人員20％～30％）で志願率が高かったのは、今治北（商業）75.0％、伊予農業（園芸流通）50.0％、松山南・砥部分校（デザイン）47.5％、新居浜南（総合）45.8％、松山商業（情報ビジネス）43.3％、上浮穴（森林環境）43.3％、松山工業（工業化学）42.5％、大洲（商業）42.5％、八幡浜（商業）42.5％等。
推薦入学選抜は、2月9日に作文か小論文、面接か集団討論のあわせて2つの検査を実施。今治工業（繊維デザイン）および松山南・砥部分校（デザイン）は実技を課す。合格内定通知は2月14日～15日正午にかけて中学校長宛に通知する。一般入学者選抜は、2月15日～21日に出願を、2月22日～28日に志願変更を受付。学力検査は3月7日・8日、面接は3月8日、合格発表は3月20日。
