愛知県教育員会は2023年2月8日、2023年度（令和5年度）公立高校入学者選抜（全日制課程）における推薦選抜等の合格者数および一般選抜等の募集人員について公表した。募集人員4万1,920人から連携型選抜および推薦選抜等の合格者数を差し引いた一般選抜等の募集人員は3万2,002人。
2023年2月6日に実施した全日制課程における推薦選抜、特色選抜、外国人生徒等選抜、全日制単位制選抜の合格者数と、それを募集人員から差し引いた一般選抜等の募集人員の概要を公表。入試制度の変更により、推薦選抜等は一般選抜等とは別日程で行うこととなり、前年度の数値との比較が難しいことから、今年度については前年度の数値を省略している。
推薦選抜は156校1校舎（県立143校1校舎、名古屋市立13校）、特色選抜は77校1校舎（県立74校1校舎、名古屋市立3校）、外国人生徒等選抜12校（県立12校）、全日制単位制選抜4校（県立4校）で実施。推薦選抜の合格者数は8,751人、志願者数に対する合格率は73.6%。募集人員に占める推薦選抜合格者の割合は20.88％。特色選抜の合格者数は1,035人、志願者数に対する合格率は82.8%となっている。
入学者選抜（全日制課程）における推薦選抜等の合格者数は、旭丘（普通）は志願者数143人に対し合格者は36人で3.97倍。岡崎（普通）は志願者106人に対し合格者は40人で2.65倍、一宮（普通）は志願者113人に対し合格者は32人で3.53倍、明和（普通）は志願者119人に対し合格者は32人で3.72倍、時習館（普通）は志願者66人に対し合格者は36人で1.83倍等。
また、一般選抜の募集を行う学校は156校1校舎（県立143校1校舎、名古屋市立13校）。募集人員4万1,920人から連携型選抜および推薦選抜等の合格者数を差し引いた一般選抜等の募集人員は3万2,002人で、そのうち普通科は2万3,567人、工業科3,015人、総合科2,019人、商業科1,611人となっている。
今後は、一般選抜・海外帰国生徒選抜の願書受付けを2月10日～13日、志願変更を2月14日に行う。学力検査は2月22日に実施し、Aグループ面接・特別検査（実施校のみ）を2月24日、Bグループ面接・特別検査（実施校のみ）を2月27日に行う。合格は3月9日に発表する。
