Gakken「世界が広がる学問図鑑」発売、期間限定Web公開も

 Gakkenは、2023年2月2日に小中高生向けの「世界が広がる学問図鑑」を発売した。2月27日にはNet Galleyにて期間限定公開も開始。疑問や興味・関心から深掘りするための学問分野をまとめた1冊。取り扱いのあるネット書店から購入できる。価格は5,940円(税込)。

教育・受験 小学生
世界が広がる学問図鑑
  • 世界が広がる学問図鑑
  • 楽しいイラストから自分の「気になる」を見つけよう
  • 「気になる」を起点に多種多様な学問を知ろう
  • 質問に「Yes/No」で答えていくと自分にぴったりの学問がわかる「学問診断」つき
  • さまざまな業界で活躍する先輩たちの「学び」を知ろう

 Gakkenは、2023年2月2日に小中高生向けの「世界が広がる学問図鑑」を発売した。2月27日にはNet Galleyにて期間限定公開も開始。疑問や興味・関心から深掘りするための学問分野をまとめた1冊。取り扱いのあるネット書店から購入できる。価格は5,940円(税込)。

 本書は、学びの真っただ中である子供たちが心から「学びたい!」「学ぶっておもしろい!」と感じるきっかけになることを目指し、地域や学校の図書館向けに作成。暮らしの中で浮かんださまざまな疑問や、ふと抱いた興味・関心を起点に、物事を深掘りするための学問分野をまとめて紹介する。この時代を生きていくにあたって「何を学ぶべきか」、探究学習や進路選択にも最適な一冊となる。

 「地球には何種類の生き物がいるの?」「ネットの買い物でお金はどうやって支払われているの?」といった身のまわりの「気になる」を切り口に、豊富なイラストとエピソードで、自然・環境・機械・科学・情報・生命・物語・暮らし・エンタメ等、さまざまなテーマに関わる208の学問分野を解説。まさに、学問の世界まるごとを網羅した、知の探究のための図鑑である。「お金に」関わる項目だけでも経済学の他、行動心理学、商学、金融史や数理情報学等、12の学問分野を紹介し、子供の探究の幅を広げることができる。

 同書の監修者である京都大学准教授の宮野公樹氏は、「はっきりいってこの図鑑は不完全です。気になるところをたどったその先は、200文字程度の文章があるのみ。それを読んだだけでは『なるほどわかった!』とはならないでしょう。むしろ、その説明文は問いかけのかたちで終わっており、その先は、読み手自身で考えてみたり、調べてみたりして自分なりの解答を考えるようデザインされています。ある意味、図鑑の図鑑ともいえるこの一冊。これが、みなさんにとっての学問への扉となれば幸いです。」とコメントしている。

 子供たちが主体的に探究を進めるためには、大人の知識や経験の範囲だけで助言するのではなく、大人が探究を促す役割を担うことがよいとされている。探究学習でなかなか自分の興味・関心が見つけられない子供のきっかけや、興味・関心から多種多様な学問分野に出会うきっかけになりそうだ。

 同書は図書館向け商品のため、近くの図書館へのリクエスト等を通して読むか、取り扱いのあるネット書店での購入となる。価格は5,940円(税込)。

 なお、より多くの学校・図書館に本書の魅力を伝えるために、2023年2月27日から出版社と読者をつなぐWebサービス「Net Galley」にて全ページを期間限定公開している。

◆「世界が広がる学問図鑑」
監修:宮野公樹(京都大学准教授)
価格:5,940円 (税込)
発売日:2023年2月2日(木)
判型:A4変/144ページ
電子版:あり(同時配信)
発行:Gakken

《日高紋佳》

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