ニフティは、子供向けサイト「ニフティキッズ」で「なりたい職業」に関するアンケート調査を実施し、2023年3月3日に結果を公開した。小中学生がなりたい職業は「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」、親に勧められた職業は「医者」で、どちらも3年連続1位となっている。
調査は、2022年12月13日から2023年1月17日、インターネットにて実施した。対象は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者。小中学生を中心とした子供たちを対象に、将来なりたい職業はあるか、なりたい職業に向かってどのような準備をしているか等についてのアンケートを実施し、2,646人から回答を得た。「なりたい職業」についての調査は2021年から実施している。
なりたい職業が「ある」と答えたのは全体の87％で、小中学生に聞いた「なりたい職業」第1位は「マンガ家・アニメーター・イラストレーター」、2位は「歌い手」、3位以降は「学校・幼稚園の先生」「医者」「保育士」となった。今回2位にランクインした「歌い手」は2021年のアンケートでは16位、2022年は6位と年々順位を上げている。中学生では「学校・幼稚園の先生」が1位だった。
一方で、親に勧められた職業の第1位は「医者」、2位は「看護師」、3位は「薬剤師」と医療関係の職業が多いことがわかる。ついで「学校の先生」「保育士」と教育関係の職業が続く。
また、なりたい職業につくために今から準備していることについては「その職業について調べる」と回答した子供たちが49％ともっとも多く、小中学生共に1位だった。ただし、「なにもしていない」が小学生では2位なのに対して中学生では4位と、さまざまな経験を積む過程で小学生よりも将来について考える人の割合が増えることがわかった。
