3年前の夏の甲子園を取り戻せ、46チームが野球大会11/29

 阪神甲子園球場にて2023年11月29日、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部3年生の大武優斗さんが発起人の「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会2020-2023」が開催される。46チーム総勢約1,000人が参加する大会の運営費用は、クラウドファンディングで資金調達予定。

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大武さんが参加46校の一覧を手に持ち、甲子園を訪れたようす
  • 大武さんが参加46校の一覧を手に持ち、甲子園を訪れたようす
  • 大会の開催が決定した報告も含め、SNSで全国の各チーム代表者と連絡を行っている
  • 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部3年生 大武優斗さん
  • 武蔵野大学武蔵野キャンパス

 阪神甲子園球場にて2023年11月29日、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部3年生の大武優斗さんが発起人の「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児野球大会2020-2023」が開催される。46チーム総勢約1,000人が参加する大会の運営費用は、クラウドファンディングで資金調達予定。

 2020年、新型コロナウイルスの影響により「第102回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)」が中止となった。元高校球児たちには、忘れられない夢、失われてしまった甲子園への想いがあるという。

 そこで、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)の大武さんは2022年6月に「あの夏を取り戻せ ~全国元高校球児野球大会2020-2023~」というプロジェクトを始動。

 2022年8月からSNSや自身の野球仲間を通じて、当時の独自大会優勝チームを中心に計49校の元高校球児に参加の呼びかけを行い、プロジェクトメンバーの募集、WebサイトやSNSの開設、メディアへの露出を通して、大会にかける想いを全国に訴えた。その結果、10月には46チーム総勢1,000人の元高校球児の参加が決定。学生・若手経営者・インフルエンサー計25名のプロジェクトチームを結成した。

 そして、2023年11月29日に阪神甲子園球場での開催が決定。当日は全46チームの試合を行うことが難しいため、セレモニーやノック等の練習をし、別日程・会場で各チームの交流戦の実施を検討しているという。

 プロジェクトメンバーは6月から8月にクラウドファンディングでの資金調達を予定しており、現在準備を進めている。大会は非営利目的で行うため、集めた資金は大会運営費用にあてる他、収益等は全国の高校野球チームに還元する予定だという。

 大武さんは、プロジェクトの実施により次のステップへ進めるよう元高校球児たちの失われた甲子園への想いを消化させ、多くの若者たちが自分の夢を追いかけるきっかけになることを願っているという。

《いろは》

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