聖心女子大、企画展「子どもと戦争」5/15より

 聖心女子大学は2023年5月15日から10月23日まで、企画展シリーズ「子どもと不条理:それでも世界は生きるに値する」の第I期として、「子どもと戦争」を開催する。また5月15日にはプレス発表会も行う。入場無料、予約不要。

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展示「子どもと不条理:それでも世界は生きるに値する」第Ⅰ期「子どもと戦争」
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 聖心女子大学は2023年5月15日から10月23日まで、企画展シリーズ「子どもと不条理:それでも世界は生きるに値する」の第I期として、「子どもと戦争」を開催する。入場無料、予約不要。

 現代において、気候変動による自然災害や戦争等、途上国や先進国を問わずに地球規模で問題が起きている。その犠牲者として、立場の弱い子供たちが、窮状に陥っているという。

 ユニセフの調査によると、気候変動により若者の5人に2人が、食べるものが少なくなった。また、セーブ・ザ・チルドレンの調査によると、危険な紛争地域で暮らす子供の数は、2020年に2億人近くとなり、10年余りにおいて最多となり、ウクライナでの戦争により、さらに増えている。

 このような背景において、聖心女子大学グローバル共生研究所のBE*hiveは、地球規模の課題をテーマにした展示と、ワークショップを行っている。

 2023年5月より、企画展「子どもと不条理:それでも世界は生きるに値する」を開催する。第I期となる「子どもと戦争」では、戦争に関する大人の表現に加え、不条理下で苦難を強いられた子供たち自身の表現を、素材として提示する。子供たちは何を感じ、考え、表現したのかについて吟味し、戦争の本質についても立ち止まって考える。

 開催は5月15日~10月23日の月曜~土曜、午前10時~午後5時まで。聖心女子大学4号館グローバル共生研究所BE*hiveで開催する。予約不要、入場無料。また、Web展示も同時開催する。

 企画展シリーズの今後の予定は、2023年10月30日~2024年4月22日の間、第II期「子どもと放射線」を開催する。戦時下での被爆遺品をとらえた写真や、チェルノブイリ原発事故で、被爆した子供を描いた作品を通して、放射線について考える。

 第III期は、2024年5月7日~2024年10月21日の期間、「子どもと希望」と題し、懸命に生きる子供の姿や、子供の作品を通して、この世界にはまだ希望があることを描く。

◆BE*hive企画展示「子どもと不条理:それでも世界は生きるに値する」第I期:子どもと戦争
期間:2023年5月15日(月)~2023年10月23日(月)10:00~17:00
※日曜日を除く
※臨時休館情報はWebサイトより確認できる
場所:聖心女子大学4号館グローバル共生研究所 BE*hive
入場:無料
事前申込:不要

《宮内みりる》

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