災害時は避難所や臨時医療施設に…レスキューホテル

平時はコンテナホテル、災害時などには仮設宿泊所や臨時の医療施設として活躍する、デベロップのレスキューホテルが5月25日に東京ビッグサイトで開幕した東京トレーラーショーで公開された。

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平時はコンテナホテル、災害時などには仮設宿泊所や臨時の医療施設として活躍する、デベロップレスキューホテルが5月25日に東京ビッグサイトで開幕した東京トレーラーショーで公開された。

デベロップのコンテナホテルは2023年4月現在、全国65拠点2191室(開業準備中も含む)を展開。2019年の台風15号、19号を機に、自然災害時の避難を想定し、平時はホテル営業、緊急時は避難所などに使えるようにと開業し、「ホテル アールナイン ザ ヤード」として営業している。

1台1室を基本とした独立構造で簡単に移動できることから、2020年からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延時には、陽性者の宿泊施設や仮設の医療施設、また、医療関係者の宿泊施設やPCR検査場などとして全国で200件以上活用された。ホテル初の「フェーズフリー」認証も取得している。

会場に展示されたのは、茨城県・境で実際にホテルとして営業に使用されている車両。同社で最もポピュラーな広さ約13平米のダブルルームのモデルだ。

同社のホテルは、ほとんどが工業団地やインターチェンジの近くなど、ロードサイドに面し、工業団地に大規模な設備点検で訪れる人や工事関係の人など、連泊するビジネス客が多い。そのため、コンパクトなビジネスホテルとしては広めの風呂を備えていることや各部屋に電子レンジを設置していることが特徴的。遮音性や断熱性も高く、エアコンや加湿空気清浄機なども設置されており、通常のホテルと変わらないような快適性を有している。

なお、同ホテルは営業しているエリアの一部自治体や国交省関東地方整備局を合わせ、116の自治体・機関と災害時における移動宿泊施設等の提供に関する協定を結んでいる。

平時はホテル、有事は避難所や臨時医療施設になるレスキューホテル…東京トレーラーハウスショー

《家本浩太@レスポンス》

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