日本おもちゃ大賞2023、ヒット・セールス賞など37点を発表

 日本玩具協会は2023年6月6日、日本おもちゃ大賞2023を発表した。ベーシック・トイ部門に「ルービックキューブダブルフォーム」、共遊玩具部門に「なおしてあげる!こねこのおいしゃさん」など、部門ごとに大賞や優秀賞など計37点が選出された。

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日本おもちゃ大賞2023「エデュケーショナル・トイ部門」赤ちゃんスマイルHonda SOUND SITTER
  • 日本おもちゃ大賞2023「エデュケーショナル・トイ部門」赤ちゃんスマイルHonda SOUND SITTER
  • 「ベーシック・トイ部門」ルービックキューブダブルフォーム
  • 「アクション・トイ部門」トミカ スライダーパーキング50
  • 「コミュニケーション・トイ部門」Tamagotchi Uni Pink/Purple
  • 「キャラクター・トイ部門」カメラでリンク!ポケモン図鑑 スマホロトム
  • 「ハイターゲット・トイ部門」超合金RZ-041 ライガーゼロ
  • 「共遊玩具部門」なおしてあげる!こねこのおいしゃさん

 日本玩具協会は2023年6月6日、日本おもちゃ大賞2023を発表した。ベーシック・トイ部門に「ルービックキューブダブルフォーム」、共遊玩具部門に「なおしてあげる!こねこのおいしゃさん」など、部門ごとに大賞や優秀賞など計37点が選出された。

 「日本おもちゃ大賞」は、良質で安心して楽しめるおもちゃをより多く生み出し普及させることを願い、2008年に創設。2023年で15回目を迎える。応募総数37社325点の中からプロの目による審査により、エデュケーショナル・トイ部門、ベーシック・トイ部門など9つの部門ごと合計37点のおもちゃが選出された。

 知育・教育・教科学習に役立つ玩具「エデュケーショナル・トイ部門」では、大賞にタカラトミーアーツの「赤ちゃんスマイルHonda SOUND SITTER」が選ばれた。異業種とのコラボにより、赤ちゃんに安心を、家族に移動する喜びを与えることができ、親子が共にワクワクし成長していく過程に寄り添う商品ということが評価されたという。

 五感を育む基礎的な玩具「ベーシック・トイ部門」の大賞は、メガハウスの「ルービックキューブダブルフォーム」が受賞。ルービックキューブシリーズから、立方体で形を揃える・各面を同色にする、という史上初の2つの答えをもつギミックが採用され、これまで以上にルービックキューブ愛好家の心をくすぐるパズルとなったことが評価されたという。

 そのほか、アクティブに遊べる玩具「アクション・トイ部門」の大賞にタカラトミーの「トミカ スライダーパーキング50」、世代を問わずみんなで楽しめる玩具「コミュニケーション・トイ部門」の大賞にバンダイの「Tamagotchi Uni Pink/Purple」、キャラクターIPを題材にした玩具「キャラクター・トイ部門」の大賞にタカラトミーの「カメラでリンク!ポケモン図鑑 スマホロトム」、大人が楽しめる玩具「ハイターゲット・トイ部門」の大賞にBANDAI SPIRITSの「超合金RZ-041 ライガーゼロ」が選出された。

 また、目や耳の不自由な子もそうでない子も、障害の有無に関わらず楽しく遊べるような“配慮”が施された玩具に贈られる「共遊玩具部門」にセガトイズの「なおしてあげる!こねこのおいしゃさん」、「ヒット・セールス賞」にセガトイズの「カメラもIN!マウスできせかえ!すみっコぐらしパソコン プレミアムプラス」、特に新しい発想や新しい素材・技術などが顕著な商品に贈られる「イノベイティブ特別賞」にタカラトミーの「SORA-Q Flagship Model」が選ばれた。

 受賞作品は、すべて東京おもちゃショー2023のWebサイトに掲載。また、6月10日・11日に開催される玩具見本市「東京おもちゃショー2023」にも展示される。

《木村 薫》

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