司法書士試験対策講座を展開しているTACは、2023年7月2日に実施された2023年度司法書士試験の「解答速報」をWebサイトで無料公開している。また試験当日にライブ配信した「記述式解説会」もYouTubeにて録画配信中。
司法書士は、登記業務や供託業務を独占業務とする法律系の国家資格。司法書士試験は、例年7月の第1日曜日に筆記試験、10月中下旬ごろ口述試験を実施。両方の試験に合格し、研修を経て司法書士資格を取得することができる。試験の合格者は例年4～5％ほどを推移する難関試験となる。
2023年度（令和5年度）の司法書士試験は、前年比2.8％増の1万6,133人が出願。筆記試験は7月2日に実施された。TACでは、試験当日より解答速報を無料で公開するとともに、自己採点が難しい記述式試験を即日検証し「オンライン記述式解説会」をライブ配信した。なお、解答速報はTAC独自の見解に基づくもので、試験機関による本試験の結果を保証するものではない。
現在も解答速報および、記述式解説会の録画映像を公開中。また、「解答データリサーチ」では、全国の受験生が入力した解答内容を採点・分析し、順位や得点分布などを登録者限定で公表している。データ登録期間は7月19日午後5時59分まで。結果の閲覧は、速報版を7月2日より公開、最終版は7月19日午後6時～8月5日午後6時まで公開する。
今後は、7月5日午後7時に「記述式解答再現セミナー」、7月7日午後7時に「本試験分析セミナー」、7月8日正午にセミナー「合否の分かれ目となる問題はこれだ！」、7月15日午前10時に「本試験得点状況から導く！最適コースナビ」をZoomを使用してオンライン配信する。このほか、オンライン個別相談会も複数日程で実施予定。詳細はWebサイトで確認できる。
