日本トレンドリサーチは、医学部受験予備校「医進の会」と共同で「子どもの勉強時間」に関するアンケートを実施し、結果を公開した。普段の勉強時間について、子供に「もっと勉強してほしいと思う（54.2％）」が半数以上を占める結果となった。
「子どもの勉強時間に関するアンケート」は、2023年6月13日から6月20日、小学生・中学生・高校生の子供をもつ保護者を対象に、インターネットで実施した。有効回答数は192名。子供の年代は、小学生48.4％、中学生37.0％、高校生43.8％。
「普段平均、何時間ほど家で勉強しているか」と質問したところ、小学生の最多は「1時間未満（63.4％）」。ついで「1～2時間未満（28.0％）」「2時間以上（4.3％）」となった。1時間以上勉強しているのは32.3％という結果になった。中学生の最多は「1～2時間未満（47.9％）」。「1時間未満（29.6％）」「2時間以上（16.9％）」と続き、1時間以上勉強している割合は64.8％となる。高校生では、「1～2時間未満（31.0％）」と「2時間以上（22.6％）」を合わせても、家で1時間以上勉強しているのは53.6％で、中学生より減少している。一方で、「2時間以上（22.6％）」は高校生の方が多い。
30.7％が塾や予備校に通っており、家で勉強するよりも「塾や予備校で勉強している時間の方が長い（68.4％）」ようだ。
最後に、子供の普段の勉強時間について尋ねると「もっと勉強してほしいと思う（54.2％）」が半数以上を占める結果となった。理由として「ゲームや、YouTubeばかりなので少しは学校の勉強に関心をもって欲しい」「学校の授業についていけなくなると、学校がつまらなくなるから」などの声が寄せられている。
一方、「適切な勉強時間だと思う（43.8％）」親も4割を超えており、「受験生以外の平均的な学習時間だと思うし成績もかなり良い方なので」「勉強だけではないと思うから！」などの声が寄せられている。
なお、アンケートの詳細はWebで閲覧できる。
