新・トビタテ!留学JAPAN、第15期大学生ら…261人採用

 文部科学省と日本学生支援機構は2023年7月4日、2023年度「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」大学生等対象の選考結果を公表した。大学生コース(第15期派遣留学生)の採用者数は、108校261人。7月16日には、文部科学省にて壮行会が行われる。

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第15期派遣留学生選考結果
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  • 申請コース別の選考結果
  • 留学先(地域)別派遣留学生数

 文部科学省と日本学生支援機構は2023年7月4日、2023年度「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」大学生等対象の選考結果を公表した。大学生コース(第15期派遣留学生)の採用者数は、108校261人。7月16日には、文部科学省にて壮行会が行われる。

 2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」は、コロナ禍で落ち込んだ留学数を2027年度までに少なくともコロナ前の水準に回復することを目指し、2023~2027年度にかけて「トビタテ!留学JAPAN」第2ステージを開始。2023年度は「新・日本代表プログラム」として高校生など700人、大学生など250人を募集した。

 大学生コース(第15期派遣留学生)の応募者数は、238校1,356人。採用者数は108校261人で、うち新1年生枠の採用者は14人となった。

 申請コース別の採用者数は、既存の枠組みを超えた新たな価値を創造しようとする挑戦的な留学計画を支援する「イノベーターコース」が32人。技術革新や新産業創出に貢献するSTEAM領域の留学計画を支援する「STEAMコース」が105人。スポーツ、芸術、総合知領域などを含む多様な専門領域の留学計画を支援する「ダイバーシティコース」が124人。

 採用学生の留学先は、アジア31人、大洋州12人、北米51人、中南米6人、欧州148人、中東2人、アフリカ11人。

 第15期派遣留学生を対象とした壮行会は、7月16日に文部科学省にて開催。採用を祝した式典のほか、留学生同士の交流会、オリエンテーションを行い、留学に向けた士気を高める。

 なお、事業にかかる費用は民間企業などからの支援をもとにしており、6月26日現在の支援額は71社・団体より計33.8億円にのぼる。企業・団体からの支援は引き続き募集している。

◆2023年度トビタテ!留学JAPAN第2ステージ新・日本代表プログラム
大学生等対象(第15期派遣留学生)壮行会
日時:2023年7月16日(日)12:00~17:00
場所:文部科学省3階講堂および文部科学省1階食堂(東京都千代田区霞が関3‐2‐2)
プログラム:
・第一部 式典 12:00~13:15
・第二部 派遣留学生交流会 13:30~14:30
・第三部 派遣留学生オリエンテーション 15:00~17:00

《畑山望》

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