重田教育財団、医学部を目指す高校生対象の奨学金…9月募集開始

 重田教育財団は2023年9月1日~10月31日、医学部を目指す高校生を対象に、高校から医学部医学科卒業までの教育資金を無利子で最大5,000万円を貸与する、教育資金貸与制度の利用者を募集する。採用人数は全国で5名。締切りは10月31日(必着)。

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医学部を目指す高校生対象 教育資金貸与制度
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 重田教育財団は2023年9月1日~10月31日、医学部を目指す高校生を対象に、高校から医学部医学科卒業までの教育資金を無利子で最大5,000万円を貸与する、教育資金貸与制度の利用者を募集する。採用人数は全国で5名。締切りは10月31日(必着)。

 重田教育財団の医学部を目指す高校生を対象とした教育資金貸与制度は、医師を志す日本人学生が学業に専念できるように、学費と生活費相当額を貸与する奨学金。生活困窮により医学部医学科進学を諦めざるを得ない者、銀行から教育資金の融資を得られない者でも、経済状況に寄らず意欲と能力がある者が医学生そして医師となるための支援を目的としており、今回は2回目の募集となる。

 応募資格は、経済的な理由により日々の生活が困窮していること、日本国内に住民票があること、医師となる意欲が明確であること、学業優秀かつ品行方正であること、応募時点で高校生であること。

 貸与金額(上限)は、高校1、2年生130万円、高校3年生250万円、浪人中は意欲・成績・家計状況などから判断し、130万円か250万円か貸与なしとなる。国公立医学部在学中は、初年度185万円、次年度以降85万円と生活費相当額を貸与する。私立医学部在学中は、初年度810万円、次年度以降510万円と生活費相当額を貸与する。貸与は1年ごとに行い、記載額から減額しての貸与も可能。また、オンライン学習用に年20万円借りるという使い方もできるという。

 連帯保証人は両親2人。ひとり親の場合は、1人で良い。両親または親がいない場合は、相談する。貸与期間は医学部卒業まで。返済期間は、医学部卒業翌年4月から30年間。医学部受験を断念または医学部を退学した場合は、翌々月から貸与期間に応じた返済期間となる。

 募集期間は9月1日から10月31日。採用人数は5名。応募書類は、Webサイトに掲載している願書、内申書(調査書)、世帯全員が記載された住民票、連帯保証人全員の住民税課税証明書、Webサイトに掲載している個人情報取扱に関する同意書、医学部模試判定の写し。なお、内申書や調査書が発行されていない場合は、成績証明書を提出する。また、医学部模試判定の写しについては、実施元の指定はない。締切直後に模試結果が出る場合は相談する。

 締切りは10月31日必着。応募書類一式を、重田教育財団宛に郵送して応募する。なお、直接の持参は受け付けていない。募集要項など、制度に関する質問は電話でも可能。現在、Web説明会も随時実施中。希望者は、Webサイトのカレンダーより予約する。

◆医学部を目指す高校生対象 教育資金貸与制度
募集期間:2023年9月1日(金)~10月31日(火)必着
採用人数:全国で5名
貸与金額(上限):
高校1、2年生 130万円
高校3年生 250万円
浪人中 130万円か250万円か貸与なし
※意欲・成績・家計状況などから判断
国公立医学部在学中 85万円/年(初年度のみ185万円)+生活費相当額
私立医学部在学中 510万円/年(初年度のみ810万円)+生活費相当額
応募資格:
・経済的な理由により日々の生活が困窮していること
・日本国内に住民票があること
・医師となる意欲が明確であること
・学業優秀かつ品行方正であること
・応募時点で高校生であること
申込方法:応募書類一式を、重田教育財団宛に郵送して応募する

《いろは》

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