【自由研究】問題解決力と自信を身に付ける「TINKERING LABS エンジニアリング・キット」

 「TINKERING LABSエンジニアリング・キット」は、アメリカの教育者で、『子どもが体験するべき50の危険なこと』の著者Gever Tulley氏によって考案されたチャレンジ・キット。決められた設計図やマニュアルは存在しない。

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「TINKERING LABS エンジニアリング・キット」
  • 「TINKERING LABS エンジニアリング・キット」
  • 「TINKERING LABS エンジニアリング・キット」オフラインイベント風景
  • 「TINKERING LABS エンジニアリング・キット」オンラインイベント風景

 リセマムでは毎年6月ころから「自由研究」に関連する記事が人気上位にランクイン。早くから準備を進めているご家庭のようすが垣間見える。夏休みの課題の定番「自由研究」は、子供の興味関心に合わせてテーマを探したり、作業を手伝ってあげたりする保護者も多いのではないだろうか。子供の知的好奇心が刺激され、楽しみながら取り組むことができるよう設計されたSTEAM(*)知育玩具を活用することも選択肢のひとつだ。  *「STEAM」とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・教養)、Mathematics(数学)のそれぞれの頭文字を取った教育用語(造語)

 今回紹介する「TINKERING LABSエンジニアリング・キット」は、サンフランシスコのBrightworks Schoolの校長で『子どもが体験するべき50の危険なこと』の著者でもある、アメリカの教育者のGever Tulley氏によって考案された「若い発明家のための究極のキット」。50個以上の高品質な部品とさまざまなチャンレンジカード(課題)に沿って、キットを組み立てていく。組み立てる中で問題や課題に気付き、解決策を考え、解決に導く力が身に付き、子供たちの創造力を刺激するチャレンジ・キットだ。

 「TINKERING LABSエンジニアリング・キット」最大の特徴は、一般的なプラモデルや組立ておもちゃにあるような、決められた設計図やマニュアルは存在しないこと。10種類のミッションカードから選び、それぞれのミッション(課題)に対する解決方法を考え、その要件を満たす発明をしていく。 一筋縄ではいかない困難な課題に挑戦し、苦労や失敗を乗り越えながら発明を完成させることで、子供たちはクリエイティブの楽しさや、問題解決ができたという自信を得ることができる。子供ひとりひとり想像力と個性を発揮し、それぞれ異なるさまざまなデザイン、機能をもったロボットを製作していく。チャレンジカードに書いてあるミッションさえクリアしていれば、どんな形の作品でもそれがゴールとなる。対象年齢は8歳以上。

「TINKERING LABS STEAM発明家キット」オフラインイベント風景
「TINKERING LABS STEAM発明家キット」オンラインイベント風景

 「課題解決する力、新しい価値を創造する力」を育む課題解決型学習(Project Based Learning)、科目横断型の学習や探究学習のアプローチとして、世界各国の教育現場で取り組まれているSTEAM教育。ものづくりを通して問題を解決するエンジニアの考え方や試行錯誤を体験できる「TINKERING LABSエンジニアリング・キット」は、STEAM LAB JAPANのWebサイト(記事下の関連リンクより遷移します)から購入できる。夏休みの自由研究のテーマとしてご家庭でチャレンジしてみてはいかがだろうか。

《編集部》

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