中学生英語NEW HORIZON「読み書きアプリ」3万人突破

 東京書籍は2023年9月までに、中学英語教科書において「NEW HORIZON魔法の読み書きアプリ」の利用者数が3万人を超えたと発表した。アプリはゲームを通してフォニックスが学べる。「NEW HORIZON」内の単語を多く含むが、教科書を使用していない生徒も利用できる。

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NEW HORIZON 魔法の読み書きアプリ
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 東京書籍は、中学英語教科書において「NEW HORIZON魔法の読み書きアプリ」の利用者数が2023年9月までに3万人を超えたと発表した。アプリはゲームを通してフォニックスが学べる。教科書「NEW HORIZON」内の単語を多く含むが、教科書を使用していない生徒も利用できる。

 2020年度より小学校での外国語(英語)の教科化が開始された。中学校英語においては、「読み書き」する学習が本格的になり、学習内容が高度になったという。

 英語の「つづりの法則」を学ぶ方法の1つに「フォニックス」がある。フォニックスは、英語の「音と文字の関係」の指導法の1つで、「音と文字の関係」を学ぶと、はじめて見る英単語の読み方を推測できるようになる。つづりを丸暗記する必要がなくなり、正しい発音を意識することにもつながる。音読が上達するだけでなく、黙読のスピードもあがるとしている。

 「魔法の読み書きアプリ」では、フォニックスを使って学び、英語をスムーズに読み書きできるようになるという。学びやすくなるよう、ゲームアプリとして開発された。ゲームには、ストーリー性やコレクション要素など、くり返し遊びたくなる仕掛けがある。視覚効果や音声、操作感なども、楽しく取り組めるよう工夫され、英語が苦手な生徒も自分に合った楽しみ方を見つけて、くり返し英語に触れることができるという。

 アプリの対象は、おもに中学校1年生だが、アルファベットを学んだ後であれば、小学生でも楽しめる。また、中学校2年生以上の生徒も、読み書きに課題を感じる生徒が取り組み、力をつけることができるとしている。

《宮内みりる》

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