【大学受験2025】岩手大、獣医学部の新設計画…東北の国立大初

 岩手大学は2023年11月28日、2025年度からの学部改組および新設について発表した。理工学部・農学部の改組を行い、新たに「獣医学部」を新設する計画。獣医学部が誕生すれば、東北エリアの国立大学で初となる。

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岩手大学 令和7年4月 学部改組・新設のお知らせ
  • 岩手大学 令和7年4月 学部改組・新設のお知らせ
  • 改組の趣旨、改組後の体制
  • 改組後の学部の特徴

 岩手大学は2023年11月28日、2025年度からの学部改組および新設について発表した。理工学部・農学部の改組を行い、新たに「獣医学部」を新設する計画。獣医学部が誕生すれば、東北エリアの国立大学で初となる。

 岩手大学は、2025年4月に理工学部と農学部を再編し、新たに6年制の獣医学部共同獣医学科を新設する計画を示した。現在、岩手大学では農学部に共同獣医学科を設置しているが、理工学部・農学部の全体的な改組にあわせ、獣医学科を学部として独立させる方針。

 新たに獣医学部とすることで、国際基準を目指した学部カリキュラムの改善や、研究者養成プログラムなどを導入し、地域と連携しながら国際通用性のある獣医学教育の実現を図るねらい。

 入学定員は獣医学科時から変わらず、30人となる見通し。このほか、理工学部は現在の3学科から「理工学科」の1学科に、農学部は現在の6学科を再編し4学科となる計画となっている。

 学部改組および新設は、現在設置構想中のため、内容については変更となる可能性がある。詳細については、今後、文部科学省の認可申請などを経て、正式に発表される。

《畑山望》

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