【中学受験2024】東京都公立中高一貫校の受検倍率…小石川3.90倍、三鷹4.52倍

 東京都教育委員会は2024年2月3日、2024年度(令和6年度)東京都立中等教育学校と東京都立中学校の一般枠募集の受検状況を公表した。10校の平均受検倍率は3.82倍。学校別では、小石川3.90倍、三鷹4.52倍など。

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令和6年度 東京都立中等教育学校および東京都立中学校入学者決定受検状況(一般枠募集)
  • 令和6年度 東京都立中等教育学校および東京都立中学校入学者決定受検状況(一般枠募集)
  • 令和6年度 東京都立中等教育学校および東京都立中学校入学者決定受検状況(一般枠募集)
  • 九段中等教育学校の受検結果

 東京都教育委員会は2024年2月3日、2024年度(令和6年度)東京都立中等教育学校と東京都立中学校の一般枠募集の受検状況を公表した。10校の平均受検倍率は3.82倍。学校別では、小石川3.90倍、三鷹4.52倍など。

 2024年度の東京都立中等教育学校と東京都立中学校の一般枠募集は、1月12日から18日まで出願書類を受け付け、2月3日に検査を実施した。

 公表された受検状況によると、都立中高一貫校10校の一般枠募集は、募集人員1,574人に対して、6,009人が受検。平均倍率は、前年度比0.4ポイント減の3.82倍となった。

 学校別の受検倍率は、三鷹中等教育の4.52倍がもっとも高く、ついで桜修館中等教育4.18倍、両国高等学校附属4.14倍、大泉高等学校附属4.04倍、立川国際中等教育3.95倍、白鷗高等学校附属3.92倍、小石川中等教育3.90倍、南多摩中等教育3.67倍、富士高等学校附属3.38倍、武蔵高等学校附属2.52倍。

 男女別でみると、男子は両国の4.39倍、女子は三鷹の5.05倍がもっとも高かった。前年度と比べて受検倍率が増加したのは、立川国際中等教育の1校のみだった。

 なお、千代田区立九段中等教育学校は、出願者610人のうち、548人が2月3日の適性検査を受検。区分A(千代田区民)の受検状況は、募集人員80人に対し、159人が受検、倍率は1.99倍。区分B(千代田区以外の都民)は募集人員80人に対し、389人が受検、倍率は4.86倍となった。

 今後、各校の合格発表は2月9日に行われる。東京都立中等教育学校と東京都立中学校の入学手続は2月9日および13日正午まで。インフルエンザ等学校感染症罹患者等を対象とした追検査は、2月5日から6日正午まで出願を受け付け、2月15日に検査を実施。合格者発表は2月22日に行われる。

《畑山望》

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