【高校受験2026】滋賀県立高の新入試制度…2月下旬に選抜一本化

 滋賀県教育委員会は2024年3月1日、2026年度(令和8年度)滋賀県立高等学校入学者選抜より実施する、新制度概要説明リーフレットを公表した。選抜時期を一本化し、一般型選抜と学校独自型選抜を「一次募集」として実施。Web出願システムも導入する。

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滋賀県立高等学校入学者選抜新制度概要説明リーフレット
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 滋賀県教育委員会は2024年3月1日、2026年度(令和8年度)滋賀県立高等学校入学者選抜より実施する、新制度概要説明リーフレットを公表した。選抜時期を一本化し、一般型選抜と学校独自型選抜を「一次募集」として実施。Web出願システムも導入する。

 滋賀県教育委員会は、令和の時代に対応した新しい入学者選抜制度を構築するべく、2026年度入学者選抜から入試制度を新たにする。大きな変更点として、現行、2月上旬に実施している推薦選抜、スポーツ・文化芸術推薦選抜、特色選抜と、3月上旬の一般選抜を1つの日程に集約。「一次募集」として2月下旬に実施する。

 一次募集では、多面的な観点から受検者の資質や能力を評価する「学校独自型選抜」と、「一般型選抜」の2つの選抜を2日間で実施。全日制・定時制高校の受検者全員が一般方選抜(学力検査)を受検し、加えて、学校独自型選抜は希望者が受検する。

 学校独自型選抜は、学校により自己推薦制度・中学校長推薦制度の一方あるいは両方を導入。作文、小論文、面接、口頭試問、プレゼンテーション、実技検査等から、学校が1つ以上を選択して実施する。なお、学校独自型選抜と一般型選抜はどちらも同じ学校を受検するものとし、複数の学校に同時に出願することはできない。

 二次選抜は、「二次募集」と名称を変更し、3月中旬に実施時期を前倒しして行う。また、2026年度入学者選抜より、Web出願システムを導入。詳細な実施内容については、今後公表する「令和8年度滋賀県立高等学校入学者選抜要項」に掲載される。

《畑山望》

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