日能研は2024年3月26日、2024年中学入試「結果R4偏差値一覧（首都圏・関西・東海・九州）」を公開した。日能研生の入試結果をもとに算出した合格可能性80％ラインの偏差値は、男子が開成（72）、筑波大駒場（72）、女子が桜蔭（69）、渋谷幕張2（69）など。
「R4」とは合格可能性を示す数値。偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、R4は合格可能性80％を意味する。「結果R4一覧」は、毎年受験する日能研生の入試結果をもとに、学校のR4偏差値を算出し一覧にまとめている。
2024年入試結果R4一覧によると、首都圏の男子難関校の入試日と偏差値は、2月1日が開成（72）、渋谷渋谷1（69）、麻布（67）、武蔵（67）、慶應義塾普通部（66）、早稲田1（66）、広尾2インターSG（66）、駒場東邦（65）、広尾1（65）、巣鴨・算数（65）、広尾2（65）。2月2日が渋谷渋谷2（69）、渋谷幕張2（69）、聖光1（69）、慶應義塾湘南（68）、栄光（67）、広尾・医進（67）、本郷2（65）。2月3日が筑波大駒場（72）、筑波大附（68）、海城2（67）、早稲田2（67）、慶應義塾中等部（66）、都立小石川・一般（66）。2月4日が聖光2（69）、市川2（66）、芝2（65）。2月5日が渋谷渋谷3（70）、本郷3（66）。
首都圏の女子難関校の入試日と偏差値は、2月1日が桜蔭（69）、渋谷渋谷1（69）、女子学院（67）、早稲田実業（67）、広尾2インターSG（66）、広尾1（65）、雙葉（65）、広尾2（65）。2月2日が渋谷渋谷2（69）、渋谷幕張2（69）、慶應義塾湘南（68）、豊島岡1（67）、広尾・医進（67）、洗足2（65）、香蘭2（65）。2月3日が豊島岡2（69）、筑波大附（68）、都立小石川・一般（68）、慶應義塾中等部（67）。2月4日が豊島岡3（69）、市川2（66）。2月5日が渋谷渋谷3（70）。
女子難関校のR4偏差値を前年度と比較すると、2024年度卒業生から立教大への内部進学枠100％を確保する香蘭女学校中等科・高等科と、今年度より2回目入試を導入した横浜雙葉中学高等学校の上昇が目立つ。香蘭は2日目の偏差値が、2023年度62から2024年度は65へ。横浜雙葉の偏差値は、2023年度46から、1日目が52、2日目が56へと一気にあがり、難易度が上がった。
関西の男子難関校の1月13日～17日の偏差値は、灘（72）、洛南高附属・併願（70）、西大和学園（67）、東大寺学園（67）、白陵・後期（67）、六甲学院B（65）、甲陽学院（65）。女子難関校の1月13日～17日の偏差値は、洛南高附属・併願（70）、西大和学園（69）、白陵・後期（67）、四天王寺・医志（65）、高槻B（65）、洛南高附属・専願（65）。
東海の男子難関校の入試日と偏差値は、12月16日が海陽・特給（69）、2月3日が東海（60）、2月4日が滝（60）。女子難関校は、1月27日が南山女子部（61）、2月4日が滝（60）。
九州四国の男子と女子の難関校の偏差値は、1月13日～14日が灘（71～）、福大大濠・甲種奨（63-64）、1月20日が久留米大附設（65）、1月27日がラ・サール（61-62）など。
結果R4一覧は、4月に全国公開模試受験生に配付される。詳細は、日能研のWebサイトから確認できる。
