「押す」をテーマにした施設「OSEBA（オセバ）」が2024年7月1日に東京・八王子市にオープンした。「あそぶ」「まなぶ」の2つのエリア分けられ、計8つのユニークなプログラムが体験できるという。ワントゥーテンが体験設計やデザイン、空間設計を手がけた。
エレベーター用ボタンや表示器の製造、販売などを行う島田電機製作所は、東京都八王子市に「押す」をテーマにした施設「OSEBA（オセバ）」をオープンした。ワントゥーテンは、「OSEBA」プロジェクトの立ち上げ初期から参画し、施設の方向性や体験プログラムの内容など共に創り上げてきたという。
施設は、「あそぶ」と「まなぶ」エリアの2つに分けられており、計8つのユニークなプログラムが体験できる。「あそぶエリア」での「1000のボタン」は、「絶対に押すな」と書かれたボタンや、マヨネーズのキャップ型のボタンなど、ユニークなボタンを心ゆくまで押すことができる。また、フォトスポットとしてもお勧めだという。
「333ハートビートボタン」は、壁に並んだ333個のハート型のボタンを、30秒以内にどれだけ押せるかを競う。「ミラールーム」は、全面が鏡張りの空間の中で、ボタンを表現した映像と音楽を楽しむことができるデジタルアートコンテンツ。ボタンの世界に迷い込んだかのような幻想的な空間が、写真や動画映えしそうだ。
「まなぶエリア」での「島田100年ヒストリー」は、100年近い歴史を誇る島田電機の歩みを、時代ごとの製品（実物）と共にたどる年表コンテンツ。製品のボタンを押すと、何かが起こるかもしれない。
「クラフトマンウォール」は、まなぶエリアでの目玉コンテンツ。製品の製作工程を、実際に使用する図面や工具と展示することで、工具の迫力やモノづくりのこだわりなど知ることができるという。
「OSEBA」の営業時間は、月・火・木・金の午前10時から午後5時まで（最終入場は午後4時半）。水・土・日は定休日。完全事前予約制で、Webサイトより1時間ごとに入場予約ができる。入場料は、大人（中学生以上）1,000円、小人（中学生未満）500円。詳細はWebサイトより確認できる。
◆OSEBA（オセバ）
営業日：毎週月曜～金曜の島田電機製作所の営業日（水・土・日を除く）
時間：10:00～17:00（最終入場16:30）
場所：東京都八王子市大和田3-11-1
入場料：大人（中学生以上）1,000円、小人（中学生未満）500円、昇降機業界の人500円（来場時に名刺を提示する）
事前予約：完全事前予約制
予約方法：Webサイトより申し込む
