東進ドットコムは、東進が客観的に評価した「大学入試偏差値ランキング」を公表している。国公立（前期）の合格可能性50％偏差値は東京大学「理科三類」68が最難関。2024年度入試対応版となるが、目標とする大学の合格レベルがわかるので、今後の学習の参考にしてほしい。
東進の大学入試偏差値ランキングは、2024年8月26日時点で2023年度入試に基づく2024年度入試対応版が最新。過去3年分の共通テスト分析の結果と、東進主催・年6回連続模試「共通テスト本番レベル模試」（全国統一高校生テストを含む）の受験生得点データの集計結果をもとに算出、作成した偏差値一覧となっている。原則として、国公立大は前期日程、私立大は個別入試と共通テスト併用入試のみ掲載。一部、大学・学部学科および入試方式を集約、割愛、または旧称で表示している。この一覧は大学間または学部学科コース間の格差を意味するものではないという。
合格可能性50％偏差値をみていくと、国公立（前期）文系は東京大学「文科一類」「文科二類」「文科三類」が65、国公立（前期）理系は東京大学「理科三類」68が最難関。
国公立（中期・後期他）文系は、東京芸術大学「美術／芸術」が64、国公立（中期・後期他）理系は、山梨大学「医／医」が65で最難関。
私立文系は早稲田大学「政治経済／経済（共テ併用）」と「国際教養／国際教養（共テ併用）」、国際基督教大学「教養／アーツ・サイエンス（A）」が70、私立理系は慶應義塾大学「医／医」72が最難関となっている。
なお、偏差値算出は、国公立大は平均5教科7科目、私立大は3教科に基づいている。また、国公立大と私立大で偏差値算出の基準が異なるため、たとえ数値が同一であっても国公立大・私立大間で偏差値を比較することはできないという。
東進は、第一志望合格のために必要なことは「今の学力と合格レベルのギャップを埋める」ことだとアドバイス。大学は専門分野の学問を修めるための場であると同時に、将来の夢を実現させるステップの場でもあり、「どのようなことを学びたいのか」という目的にあわせて、大学を選ぶ必要があるとしている。大学一覧では、各大学の案内と過去問の情報を連携、志望大学選びや研究に活用できる。
東進ドットコムのWebサイトでは、東進が厳選した全国の大学情報を掲載。大学入試に役立つ、学部・学科紹介から、大学ごとのQ＆Aまで、入試・志望校選びに役立つ情報を網羅している。
