東京都人権プラザは2024年10月13日と14日、「人権ディフェンダーになるための2日間集中プログラム<ユース世代と関わる大人向け>」を展示室およびセミナールームにて開催する。参加費無料。定員20名程度。締切りは10月1日。
東京都人権プラザでは、「『未来の東京』戦略」に掲げる「インクルーシブシティ東京」の実現に向け、2023年度(令和5年度)から3年間の計画事業として「インクルーシブシティ東京プロジェクト」を実施している。2024年度(令和6年度)は重点課題を「文化の多様性」と定め、社会を構成する多様な他者の尊重につながる取組みを展開する。
その1つとして、社会を担うユース世代の健やかな成長を支えるために、ユース世代と関わる大人向けのプログラムを実施。このプログラムでは、人権教育の基礎を学び、ユース世代の人権を守るための心構えを学ぶことで、ユース世代の課題と自身の役割を結び付けて考えられるような視点を養い、職場等において多様性への理解を示しながら主体的に変化を起こしていく「人権ディフェンダー」になることを目指すという。
講師は、多様性教育を広げるために教職員や市民活動に関わる人たちがつくっている、「大阪多様性教育ネットワーク Osaka Diversity Education Network:ODEN」。1980年代にアメリカで開始された多様性教育プログラムを学ぶため、アメリカからトレーナーを招いて大阪で開催された研修参加者が中心となって2000年に結成。以後、多様性教育を日本国内で展開している。
参加無料で、昼食代は自己負担。事前申込制。定員20名程度。応募多数の場合は抽選となる。なお、一定の要件を満たした人には修了証を発行する。申込みは、電話またはWebサイトより行う。
◆人権ディフェンダーになるための2日間集中プログラム<ユース世代と関わる大人向け>
日時:2024年10月13日(日)、14日(月・祝)9:30~16:30
会場:東京都人権プラザ 展示室およびセミナールーム(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル1階)
対象:ユース世代と関わる仕事・活動をしている人(企業・学校・団体・NPO・地域活動グループ等)、人権教育の基礎的なプログラムを受講したい人
定員:20名程度
申込締切:2024年10月1日(火)12:00
参加費:無料
申込方法:電話またはWebサイトより申し込む