Waffleは2024年10月1日、10代の女子およびジェンダーマイノリティを対象とした世界最大級の国際的なアプリコンペティション「Technovation Girls 2025」へ、日本国内から挑戦する参加者の募集を開始した。締切りは11月24日。事前説明会を10月13日、27日、11月17日に行う。
「Technovation Girls(テクノベーション・ガールズ)」は、米国のSTEM教育NPO「Technovation」が主催する、10代の女子およびジェンダーマイノリティを対象とした世界最大級のテクノロジー教育プログラム。プログラミングの経験がない初心者でも参加ができる点や、ロールモデルとも言える第一線で活躍するビジネスパーソンによる伴走支援が受けられる点が同プログラムの大きな特徴。参加者は、社会課題の解決を目指すアプリの開発を通じて、ITスキルや起業家精神などを身に付けることができるという。
参加者は最大5名のチームを組み、6か月間にわたり、自ら設定した社会課題をテクノロジーで解決する方法について議論する。その成果物としてアプリと事業計画を作成し、アメリカで開催されるグローバルコンペティションに応募する。またプログラム中には、テクノロジー分野で活躍する女性起業家やエンジニアに触れる機会も積極的に設けていく。
さらに、グローバルコンペティションとは別に、国内独自のプログラムとして公式ピッチイベントが2025年6月に開催される。スタートアップの起業家がアクセラレーターや投資家にプレゼンテーションするのと同様に、事前審査で選抜されたチームがスポンサー企業の審査員にアプリと事業計画をプレゼンし、評価を受けることができる。また、日本出場者向けの独自プログラムとして、「ビジネス開発講座」「アプリ開発講座」「伴走支援」のほか、パソコンやWi-Fiの貸し出しなど、参加しやすい環境が用意されている。
前回(2024年度)は、世界132か国から約1万1,000チームが参加した。日本では、Waffleがほかの教育系NPOなどと連携しながら、世界大会への出場者を支援している。前回は、全国47都道府県より、過去最多となる総勢409名、85チームが参加した。大手企業をはじめとする社会人ボランティア150名超の支援のもとアプリを開発し、4か月間のプログラムを経て、7チームがグローバルコンペティションのセミファイナル、1チームがファイナリストに選ばれたという。
参加条件は、世界を変えるために、成長する意欲があること、2024年12月1日時点で13歳以上、かつ2025年8月1日に18歳以下である中高生(米国「Technovation Girls」への応募条件は8歳以上だが、すべてのプログラムをオンラインで実施するため、Waffleでは中学生以上を対象としている)。また、2024年12月~2025年2月に行われる7日間の「アプリ開発講座」と4日間の「ビジネス開発講座」(合計30時間ほど)に参加できること、2025年1月から5月までの5か月間に週5時間程度、オンラインでの活動時間を確保できること、日本在住で日本語が話せること(国籍・人種などは問わない)、女性およびジェンダーマイノリティの人。
応募締切は、11月24日午後11時59分。申込みは、Webサイトより行う。また、事前説明会を10月13日、27日、11月17日のいずれも午前10時~11時にオンラインで開催する。説明会の申込みもWebサイトより受け付ける。
◆Technovation Girls 2025 日本リージョン
参加条件:
・世界を変えるために、成長する意欲があること
・2024年12月1日時点で13歳以上、かつ2025年8月1日に18歳以下である中高生
※米国「Technovation Girls」への応募条件は8歳以上だが、すべてオンラインでの実施となるため、Waffleでは中学生以上を対象としている
・2024年12月~2025年2月に行われる7日間のアプリ開発講座と4日間ビジネス開発講座(合計30時間程)に参加できること
・2025年1月~5月の5か月間に週5時間ほど、オンライン環境での活動時間を確保できること(日本公式ピッチイベントでファイナリストに選出された人は、6月中旬まで活動が続く)
・日本在住で日本語が話せること(国籍・人種などは問わない)
・女性およびジェンダーマイノリティの人
参加費用:無料
応募方法:Webサイトより申し込む
応募締切:2024年11月24日(日)23:59(日本時間)
<事前説明会>
日程:2024年10月13日(日)、27日(日)、11月17日(日)10:00~11:00
会場:オンライン
参加費用:無料
応募方法:Webサイトより申し込む